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12月10日(日)大阪でトークショー&サイン会やります


 今度の日曜日(12/10)の昼間に、大阪のロフトプラスワンWEST(最寄り駅は日本橋、なんば)で、『ゲイ・カルチャーの未来へ』出版記念トークショー&サイン会をやります。
 トークショーは、同書を一緒に作ってくれたライターの木津毅さんと一緒。ゲイ・カルチャーとかゲイ映画とかゲイエロとか、まぁいろいろ取り混ぜて楽しい内容にしたいと思います。
 トークショーの後はサイン会。サイン用の書籍は持ち込み自由、『ゲイ・カルチャーの未来へ』以外の本もOKです。日本でやるサイン会は書店さん主催のものが多く、その場合はサインを入れる対象も、その書店で購入した対象書籍1種類のみというパターンがほとんどなんですが、今回のイベントは書店さんとは関係ないので、だったらせっかくなので、持ち込み自由&私の本だったら何でもOKという形にしたいな……と。

 イベントにしろサイン会にしろ、私が東京在住ということもあって、どうしても場所も東京に偏りがち。大阪で開催できる機会はあまりないので(たぶん11年ぶり……だと思います)、この機会に是非お越しください。
 料金その他の詳細情報は、以下のリンク先&引用文でご確認ください。お得な前売り券も発売中です!

イベント詳細ページ:http://www.loft-prj.co.jp/schedule/west/77550
Facebookイベントページ:https://www.facebook.com/events/127677877929893/

『ゲイ・カルチャーの未来へ』出版記念
田亀源五郎スペシャル・トークショー in 大阪

12月10日(日)
OPEN 12:00 / START 13:00
前売り¥2,000 / 当日¥2,500(共に飲食代別)※要1オーダー¥500以上
前売券はイープラス、ロフトプラスワンウエスト店頭&電話予約にて発売開始!
■購入ページURL(パソコン/スマートフォン/携帯共通)
http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002244108P0030001
ロフトプラスワンウエスト電話→0662115592(16~24時)
※ご入場はプレイガイド整理番号順→ロフトプラスワンウエスト店頭&電話予約→当日の順となります。

【出演】
田亀源五郎(漫画家、ゲイ・エロティック・アーティスト)
木津毅(ライター・編集者)

日本を代表するゲイ・エロティック・アーティストであり、近年は初の一般誌連載『弟の夫』のヒットで知られる漫画家・田亀源五郎。
その初の語り下ろし本である『ゲイ・カルチャーの未来へ』の刊行を記念して、トーク・ショウを開催します。
日本のゲイ・アート・シーンのパイオニアであり、近年さらに多彩な活躍を見せる田亀氏独自の視点から、自身のキャリアやポリシー、日本における様々なゲイ・イシュー、そしてゲイ・カルチャーの現在と展望を語りつくします。
聞き手は同書の編集人であるライター・木津毅。
Q&Aやサイン会も予定していますので、貴重な来阪の機会をお見逃しなく!
※サイン会では、『ゲイ・カルチャーの未来へ』以外の田亀源五郎作品の持ち込みにも対応いたします。
当日は店内書籍販売、Studio FATEのカレー販売もあります。

ele-king Books「ゲイ・カルチャーの未来へ」
http://www.ele-king.net/books/005951/

田亀源五郎 (たがめ・げんごろう)
1964年生まれ。漫画家、ゲイ・エロティック・アーティスト。
1986年よりゲイ雑誌に漫画、イラストレーション、小説などを発表。1994年から専業作家となり、ゲイ雑誌『G-men』の企画・創刊にも携わる(2006年に離脱)。『嬲り者』、『銀の華』、『PRIDE』、『外道の家』、『君よ知るや南の獄』、『冬の番屋/長持の中』、『エンドレス・ゲーム』、『奴隷調教合宿』など、多数のゲイ漫画を単行本で発表。同時に、日本の過去のゲイ・エロティック・アートの研究、およびその再評価活動を行い、『日本のゲイ・エロティック・アート』シリーズの編著を務める。また、アーティストとしてはパリ個展やニューヨーク個展をはじめ、アメリカ、イギリス、ドイツなどのアートブックへの作品掲載も多数。
2014年からは『月刊アクション』にて初の一般誌連載である『弟の夫』を開始、同作は第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した。

木津毅 (きづ・つよし)
1984年生まれ。ライター・編集者。映画、音楽、ゲイ・カルチャーなどについて執筆。ele-king、カジカジ、ミュージック・マガジン、the sign magazineなどに寄稿。田亀源五郎・著『ゲイ・カルチャーの未来へ』編集。

–フード–
StudioFATE
雁字搦めな既存のレシピからの逃亡。より安全で愛情のある食の彼方へ。 しれっと日常に入り込みハッとさせる社会活動として俄カリー屋断続中。
空堀の裏路地の複合型アトリエ”StudioFATE”にて、持続可能で創造的な生活提案を実践中。
blog:http://news.fatalbackground.org
FBページ:http://www.facebook.com/fatalbackground/

11月30日(木)明治大学で砂川秀樹さんの講演にゲスト登壇します


 11月30日(木)の18:00から、明治大学の駿河台キャンパスで行われる砂川秀樹さんの講演「LGBTをめぐるジェンダー表象/構築」に、コメンテーターとして登壇いたします。
 砂川さんとは、けっこう長いお付き合いになるけれど、対談的なことをするのは今回が初めてのような……ちょっと意外。
 予約不要・入場無料なので、お時間のある方は是非おいでください!

「LGBTをめぐるジェンダー表象/構築」

多様なイメージがせめぎ合いながら表象/構築されるジェンダーを主にゲイコミュニティの漫画、音楽活動、etc.の表現や実践を通して考えていく。

※予約不要・入場無料です。ふるってご参加ください。

【開催日時】2017年11月30日(木)18:00~(開場17:30)
【会場】明治大学駿河台キャンパス グローバルフロント1階 グローバルホール
【主催】明治大学情報コミュニケーション学部ジェンダーセンター

【講演者】砂川秀樹氏
文化人類学者/博士(学術)。明治学院大学国際平和研究所研究員、 多摩大学非常勤講師。専門は文化人類学、ゲイコミュニティー研究。 単著に『新宿二丁目の文化人類学: ゲイコミュニティーから都市を まなざす』(太郎次郎社エディタス、2015年)がある。27年間にわたり、HIVやLGBTに関するコミュニティ活動にも従事。

【コメンテーター】田亀源五郎氏
漫画作家。同性婚をテーマに扱った『弟の夫』は、第19回(2015年)文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。そのフランス語版は、第44回(2016年)アングレーム国際漫画祭にて優秀賞にノミネートされるなど、国内外から評価を受ける。

映画『私はワタシ 〜over the rainbow〜』上映&トーク登壇(11/26)のお知らせ


 11月26日(日)に、TOKYO AIDS WEEKS 2017のクロージング・イベントとして、中野ZERO小ホールで上映されるドキュメンタリー映画『私はワタシ 〜over the rainbow〜』に、トークゲストとして登壇します。
 ご一緒するのは、同映画プロデューサー&インタビュアーであり、一般社団法人Get in touchの代表でもある、女優の東ちづるさんと、同映画監督の増田玄樹さん。 私は映画の中にも、インタビューイの一人としてちびっとだけ出てきます。
 入場無料、定員500名ということなので、お時間のある方は是非どうぞ!

詳細:TOKYO AIDS WEEK 2017 『私はワタシ~over the rainbow~』上映&トーク

Facebook イベントページ:【中野ZERO】映画「私はワタシ~over the rainbow~」上映会

東ちづるさんとGet In Touchの活動について:誰も排除しない「まぜこぜの社会」へ〜東ちづるさん

以下、プレス・リリースより。

「TOKYO AIDS WEEKS 2017」に、中野ZEROにて、一般社団法人Get in touch(代表:東ちづる)が制作した映画「私はワタシ ~over the rainbow~」の上映会を開催いたします。

痛み、苦悩、ファンタジー、希望・・・。企画・キャスティング・プロデューサーの東ちづるが40人以上のLGBTs(セクシャル・マイノリティ)にインタビュー。ゲイ雑誌「バディ」や「G-men」を創刊し、現在もHIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス理事などで活躍しつづける長谷川博史さんを軸に、ピーターさん、はるな愛さん、清貴さんなどの著名人や活動家たち、生きづらさを感じる人たちの言葉を紡いだ唯一無二のドキュメンタリー映画です。

上映後は、あの大人気ゲイ漫画の巨匠 田亀源五郎氏をゲストにお迎えし、増田監督、東ちづるを交えたトークショーを行います。映画製作の動機や撮影中のエピソードなど、裏話満載のトークをお楽しみいただきます。

■日時:11月26日(日) 18:30開場、19:00開演~21:00終演
■会場:中野ZERO 小ホール
(中野区中野2-9-7)
■入場:無料

■登壇:
【監督】
増田 玄樹(映像制作クリエーター、ミュージシャン)
【出演者】
田亀 源五郎(漫画家、ゲイ・エロティック・アーティスト)
【企画・キャスティング・プロデューサー】
東 ちづる(女優・タレント・一般社団法人Get in touch 代表)

■スケジュール
18:30~ 開場
19:00~20:20 前説&上映(74分)
20:20~21:00 トークセッション(増田監督作詞・作曲の映画挿入歌LIVEあり)

※手話通訳が付いています。
※映画には字幕が付いています。

【TOKYO AIDS WEEKS とは?】
12月1日の世界エイズデーの前後の期間に様々なNGOやグループと連携しながら情報発信を行います。
この時期にぜひHIV/エイズに関する最新の知識やリアルな声に触れてみてください。
あなたのイメージを最新のものにアップデートしていただく一助になれば幸いです。
[2017/11/24~2017/11/26]
http://aidsweeks.tokyo/

『日輪の王』(前編)掲載です


 11月21日発売の「バディ」2018年1月号に、新作ゲイエロマンが『日輪の王』(前編)掲載です。
 内容は西洋時代劇っぽい感じなんですが、時代設定等を特に厳密には詰めているわけではないので、ファンタジーというか伝奇物というか……とはいえ超常要素があるわけではないので、これをファンタジーと言って良いものやら……何て言えばいいんでしょうね、こーゆーの。なんちゃって時代劇か(笑)。
 要するに、時代物やファンタジーっぽい恰好をした、強うそうでヒゲの王様が、あれこれエロいことになっちゃうマンガです。全3話の予定。
 というわけで、是非お買い上げ&お読みください!

Kindle版

パリ個展&サイン会のお知らせ


 フランスのパリで、11月3日〜15日まで個展やります。
 会場はいつものArtMenParisギャラリー。早いもので、ここで個展をするのも、もう7回目になります。
Gallery Art Men Paris
 オープニング・レセプションは11月3日(金)の17:00〜21:30。成人であればどなたでもご自由にどうぞ。私も出席します。詳細は下のリンク先で。
Vernissage TAGAME
 11月4日以降は、ギャラリーは予約制になります。訪問をご希望の方は、随時ギャラリーにお問い合わせのうえ、お越し下さい。


 同じくパリで、11月4日(土)はサイン会があります。
 会場はパリ第4区役所で開催されるLGBTコミックのイベント、4e Salon BD & Images LGBT Paris。
4e Salon BD & Images LGBT Paris
 時間は15:00〜17:30。詳細は下のリンク先で。
Gengoroh Tagame en dédicace au 4e salon BD & Images LGBT Paris
 ちょうどフランスでは、『弟の夫』仏語版最終4巻と、全巻収納BOXが発売されたところですので、この機会に是非どうぞ。外国のサイン会なので、本は持ち込みでもたぶん大丈夫(日本のサイン会だと、そこいらへんはうるさいけど)。

 それでは皆さま、パリでお会いしましょう!

語りおろし本『ゲイ・カルチャーの未来へ』10月31日発売


 10月31日にPヴァイン(ele-king books)から、私にとって初めての文字だけの単行本『ゲイ・カルチャーの未来へ』が発売されます。
アマゾン:ゲイ・カルチャーの未来へ

 とりあえずは、出版社による紹介文がこちら。

変わりゆく社会へのまなざしと力強い励まし。

『弟の夫』の著者がLGBTブームのいまだからこそ語る、その半生、創作の源、エロティシズムの探求、欧米と日本社会――

————
ただ、とにかく自分自身に関しては、自分まで自分の敵になったら本当に悲しいから、たとえ世界中や親兄弟が敵になっても、自分だけは自分の味方でいなさいよ、とは言いたいです。それは本当に大事だと思います。そのためにも、無理にでも自分を好きになる努力をしなさいということは言いたい。 (本書より)
————

初の一般誌連載作品『弟の夫』が第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞し、広く注目を集めているゲイ・エロティック・アーティスト、田亀源五郎。国内外にコアなファンを持ち、日本のゲイ・アートを支え続けてきた巨匠がいまこそ語りつくす、生い立ち、創作の源、ゲイ・エロティシズムの探求、変わりゆく社会へのまなざし……。日本と世界のゲイ・ポップ・カルチャーの過去・現在・未来を繋ぐ1冊!

 どういった本かというと、今年の夏に複数回にわたって収録された私のロング・インタビューを、語りおろし本という形に編集/再構成していただいたものです。
 編集を担当してくれたのは、先にジョン・グラントとの対談記事「何を歌い、どう描くか──ゲイ・アーティストたちのリアリティ」をセッティングしていただいたことがきっかけで知り合った、ライターの木津毅さん。そんな木津さんとのお仕事を離れた茶飲み話が、いつの間にかこういう本に発展しました。

 大まかな内容は、『弟の夫』製作に関するあれこれ、セクシュアリティの自覚と自己受容に至る生育史、ゲイ・エロティック・アートを手掛けるようになった経緯やポリシー、日本のゲイ文化の現状と未来についての考察……などなど。
 ご参考までに、以下に本の目次を掲載しておきます。

イントロダクション

1.『弟の夫』ができるまで
  「結婚する権利の平等」という衝撃
  ゲイをよく知らない人に向けて
  考えることから始まる

2.性の目覚め、カミングアウト
  「おかま」と言われても
  パゾリーニに興奮した中学時代
  ゲイの自覚、海外文化の教え
  隠さないと決めた理由

3.ゲイ・エロティック・アートティストとして
  誰も描かなかったゲイ・ポルノ漫画
  初の長編作の革新性
  ゲイ・エロティシズムとは何か
  日本と海外の違い

4.LGBTブームと日本の現実
  ゲイ雑誌とリアルなゲイ社会
  いまのブームに思うこと
  カミングアウトしづらい国

5.ゲイ・カルチャーの未来へ
  『弟の夫』が呼んだ反響
  日本が変わるチャンス
  意志さえあれば

あとがき

 かなりあれこれ好きに喋ってますので、『弟の夫』以降急速に増えた拙インタビュー記事や、BlogやTwitterや、以前はゲイ雑誌でもたまに書いていた、私の真面目系のテキストが好きだという方なら、面白く読んでいただけるのではないかと。あ、あとトークショーの内容が面白かったという方にも。
 それともう一つ、個人的な希望としては、若いゲイの人たち……中でも特に自己受容に悩みがある人や、あるいはゲイ文化の表現者を志している人に、届いてくれるといいなと思っています。

 表紙イラストは描きおろし。世代間で未来に何かを繋げていくイメージ+ホモエロティシズムという感じで描いてみました。
 装丁は白を基調に、全体をマットニス仕上げの中、フラッグ部分だけは金の箔押し。カッコ良くて美麗!

 というわけで、是非一冊お買い上げください!

『じっちゃんの肉人参』(後編)掲載です


 ドタバタしていて告知を失念していましたが、9月21日発売の「バディ」11月号に、マンガ『じっちゃんの肉人参』(後編)掲載です。
 山菜入りの粥のおかげで、じっちゃんに犯されてしまった耕介ですが、果たして二人の関係は……という、白ヒゲじいちゃんとガッチリあんちゃんの、ほのぼのエロもの……っても近親相姦ですけど(笑)。
 セクシーじいちゃん目当てに、後味良くスッキリ抜きたい方にオススメなので、ぜひお買い上げを!

Kindle版はこちら。

『エンドレス・ゲーム』電子書籍版配信スタートです



 2014年に出たマンガ単行本『エンドレス・ゲーム』の電子書籍版が、9月25日から各電子書店で配信スタートしました。
 長編「エンドレス・ゲーム」と中編「転落の契約」の二作品を収録。

 電子版には紙本と同じ内容の合冊版と、収録作品それぞれをお手軽な値段で購入できる分冊版(マンガ本編のみ収録。初出一覧とあとがき、プロフィールは入っていません)があります。
 局部修正は紙本と異なり、大きめのモザイクになります。具体的にどのように違うかは、こちらのページ下方にあるサンプルでご確認ください。

 以下、各作品の内容紹介と、代表的な電子書店としてアマゾンKindleへのリンクを貼りますが、楽天Kobo、Google、DMM、他でも配信されているので、普段ご利用の電子書店がありましたら、作品名か著者名で検索して探してください。(アダルト書籍なので要ログインの場合あり)

【紙の本はこちら】
https://amzn.to/4ax6yhv

【電子書籍 合冊版】
『エンドレス・ゲーム』
 紙本と同じ内容のフルバージョン。
https://amzn.to/3Q3nDYq

【分冊版】

https://amzn.to/445A4ZC

「エンドレス・ゲーム」
 謎の男に導かれてセックスの快楽を追い求める青年の話。自分でも気に入っている作品で、非SM作品で強要や強姦は全くない合意のセックスのみ……だけどエロエロさは保証という長編です。


https://amzn.to/3vPIgjY

「転落の契約」
 元プロレスラーの焼肉店店長(ヒゲ毛深マッチョ)が、ヤクザめいた中年男に奴隷調教されて堕ちていく、典型的な田亀印(笑)中編。ゴツいオッサンが責められるゲイSMで抜きたい方にピッタリの一本。

 さて、この『エンドレス・ゲーム』で、これまでポット出版から出させていただいたゲイエロマンガの単行本は、全て電子化されました。
 紙本と同じフルバージョンと同時に、それぞれ一作品ごとの分冊版も出ているので、ご参考までに、それらのアバウトな内容分布をマトリックスにしてみました。
 分冊版はページ数に応じてお手ごろ価格になっているので、よろしかったらお買い物の参考にどうぞ!

 それぞれの詳しい内容紹介やAmazon Kindleへのリンクは、カテゴリー・メニューの《単行本情報》をクリックすると、まとめてご覧いただけます。

『嬲り者《復元完全版》』10月12日発売



 新刊ゲイアダルトマンガの単行本『嬲り者《復元完全版》』が、10月12日にポット出版プラスから発売されます。
 同作は1991〜93年に雑誌「さぶ」に連載された、私の処女長編マンガ。94年にBプロダクトから、直販限定の単行本として発売されました。
 今回の復刊では、旧版のコンテンツは全て収録しつつ、更に白抜き部分を加筆した《復元完全版》でのリリース。ボーナス・コンテンツとして未使用原稿も収録。
アマゾン:嬲り者
版元ドットコム

 版元であるポット出版のサイトでは、先行予約購入者様対象の直筆サイン本サービスがあります。
 2017年9月19日(火)午後1時に予約受け付けスタート。先着50名様となります。
 お申し込みは下記リンク先ページからどうぞ。
ポット出版|嬲り者《復元完全版》

 終了しました!

【復元完全版とは?】
 この作品発表当時の「さぶ」では、局部の修正は全消しがデフォルトでした。『嬲り者』もその基準に合わせて、雑誌掲載時も旧版単行本も白の全消しになっています。
 今回の復刊にあたって、その全消し部分に新規加筆した《完全版》を製作し、その上から新たに、現在の基準に合わせた修正(ポット出版の場合は白棒消し)を入れています。
 実際にどの程度の違いがあるかは、下の比較画像をご覧ください。

(注:これは紙本バージョンの修正サンプルです。電子書籍版は大きめのモザイク修正になります。具体的にどのようなものかは、こちらのページ下方にあるサンプルでご確認ください)
 ではなぜ《復元》なのか? これは、単行本に収録されている新規のあとがきでご確認を。製作当時の裏話などを交えて、いろいろ解説しております。

 電子書籍版も同時配信開始です。
Kindle:嬲り者
 お値段は紙本よりお手ごろになっていますが、局部の修正方法は粗めのモザイクによる全消しになります。
 具体的にどんな感じかは、こちらのページ下方にあるサンプルでご確認ください。

『冬の番屋/長持の中』電子版配信開始


 2013年7月に発売されたマンガ単行本『冬の番屋/長持の中』が、電子書籍化されて各電子書店での配信がスタートしました。
 収録作は長編「冬の番屋」と、中編「長持の中」「ACTINIA [man-cunt]」の、計3本。

 電子版には紙本と同じ内容の合冊版と、収録作品それぞれをお手軽な値段で購入できる分冊版(マンガ本編のみ収録。初出一覧とあとがき、プロフィールは入っていません)があります。
 局部修正は紙本と異なり、大きめのモザイクになります。具体的にどのように違うかは、こちらのページ下方にあるサンプルでご確認ください。

 以下、各作品の内容紹介と、代表的な電子書店としてアマゾンKindleへのリンクを貼りますが、楽天Kobo、Google、DMM、他でも配信されているので、普段ご利用の電子書店がありましたら、作品名か著者名で検索して探してください。(アダルト書籍なので要ログインの場合あり)


【紙の本はこちら】
https://amzn.to/4cT7Rcr

【電子書籍 合冊版】
『冬の番屋/長持の中』
 紙本と同じ内容のフルバージョン。
https://amzn.to/3Ugh2w4

【分冊版】

https://amzn.to/3VRqWFQ

「冬の番屋」
 雪に閉ざされた北国を舞台にした、クマ系老人とぬぼっとした青年の、文芸風叙情ラブロマンス。非SM。『弟の夫』が好きで、エロも大丈夫で、でもハード過ぎるのはちょっと…という方にイチオシの作品。自分でもお気に入り。


https://amzn.to/3xEK53S

「長持の中」
 ショタ系SM。義父から長持の中に閉じ込められた息子の、暗黒文芸風ハード浪漫。キツいです。内容も非良識的です。でも完成度は高いかと。ショタOK、SMOK、暗黒OKな方だけどうぞ。


https://amzn.to/3JgVYzh

「ACTINIA [man-cunt]」
 近未来のマッチョ軍人が人体改造される、奇想ハードコアSM。多くの人がドン引きしつつ、一部から熱狂的に支持された内容。非初心者向けですが、『家畜人ヤプー』好きなら大丈夫。