投稿者「Gengoroh Tagame」のアーカイブ

5月6日〜14日:北米(ニューヨーク/フィラデルフィア/トロント)イベント参加のお知らせ


『弟の夫』英語版(Pantheon)第1巻が、5月2日に発売されました。つきましては販促を兼ねて、北米で開催されるイベント幾つかに参加いたします。お近くの方、いらっしゃいましたら、どうぞお立ち寄りください。

ニューヨーク

5/4: PEN World Voices Festival “Transcendent Obscenity”パネルに登壇(from 2-3:30pm at Dixon Place, NYC)

5/7: Anyone ComicsでDrink n’ Drawイベント(お酒を飲みながら男性ヌードモデルのデッサン大会をするイベント)開催(from 5-8pm in Crown Heights Brooklyn)

5/9: 紀伊國屋書店ニューヨーク店でサイン会(from 6-8pm, on 6th Ave. at 40th St.)

フィラデルフィア

5/10: Giovanni’s Room/Philly AIDS Thrift Storeでサイン会/読書会/Q&Aイベント(from 6-8pm)

トロント

5/13、14: Toronto Comics Arts Festivalに参加:

5/13
PM 2:00 サイン会(at Reference Library)
PM 4:00 パネル“LGBTQ Comics Abroad”Saturday(at the Marriott Bloor)
PM 7:00 TCAF Queer Mixer (with preview of “Queer Japan” by Graham Kolbeins)(at Glad Day Bookshop

5/14
AM 11:00 サイン会(at Reference Library)
PM 2:45 パネル“Canada 150!”(at the Marriott Bloor)

5/9〜30
田亀源五郎『弟の夫』展(at Reference Library)
(ネーム、下絵、ペン入れ原画、完成原稿プリントなどが展示されます)

『君よ知るや南の獄』電子版配信開始


 2007年にポット出版から発売されたマンガ単行本『君よ知るや南の獄』が、電子書籍化されて各電子書店での配信がスタートしました。
 2003年から2006年にかけて雑誌「G-men」で連載した、総計700ページの巨編です。様々な想いを抱いて意欲的に取り組んだ、実に思い出深い一本なので、未読の方はこの機会に是非どうぞ。

 電子版は、紙本と同じ上下巻バージョンの他、全一冊にまとまった合冊版も同時配信。
 局部修正は紙本と異なり、大きめのモザイクになります。具体的にどのように違うかは、こちらのページ下方にあるサンプルでご確認ください。

 とりあえず、代表的な電子書店として、アマゾンKindleへのリンクを下に貼りますが、楽天Kobo、Google、DMM、他でも配信されているので、普段ご利用の電子書店がありましたら、作品名か著者名で検索して探してください。(アダルト書籍なので要ログインの場合あり)

【紙の本はこちら】

https://amzn.to/3Q0CeDU

・上巻


https://amzn.to/4aVhzZQ

・下巻

【電子版】
・上巻
https://amzn.to/3vIz94D

・下巻
https://amzn.to/4aT2KXJ

・合冊版
https://amzn.to/3VSJ8Pn

『弟の夫』第27話掲載です


 2月25日発売「月刊アクション」6月号に、マンガ『弟の夫』第27話「シーユーアゲイン」掲載です。
 マイクの帰国が決まり、いよいよ近づく別れの時。夏菜の心の内は……?
 というわけで、次号いよいよ最終回。最後までよろしくお願いいたします!
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『肉人参』(後編)掲載です


 4月21日発売「バディ」6月号に、時代ものゲイエロマンガ『肉人参』の後編掲載です。
 久しぶりの時代物、主君の命を受け山中に薬草を探しに訪れた侍の命運や如何に!?
 技法的には前編同様に、見せ場の大ゴマを和風の毛筆画にして、レトロな感じのテキスト配置といった工夫をしてみました。
 前後編併せて、コンパクトに楽しめる仕上がりになったのではないかと思うので、是非お読みください。
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 さて、「バディ」誌でのマンガ掲載は現在隔月ペースですが、私のスケジュール上の関係で、次回掲載は間が2号空いて、9月号(7月21日発売号)になる予定です。
 何を描くか、内容はまだ未定ですが、ちょっとだけお待ちくださいませ。

「漫画アクション」に映画『この世界の片隅に』のエッセイコミック掲載


 4月18日発売の「漫画アクション」5/2号に、映画『この世界の片隅に』について描いたエッセイコミック掲載です。
 双葉社から近日発売予定の、映画『この世界の片隅に』ファンブック用に描いた原稿の先行公開。
 すずさん描きました。周作さんも描きました。
 映画をご覧になった方、ぜひお読みくださいませ。
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サンフランシスコで開催されるクィア・コミック・カンファレンスに出ます


 今週末、サンフランシスコのCalifornia College of the Artsで開催される、Queers & Comics 2017 Conferenceに、キーノート・スピーカー/パネリストとして参加します。

イベント:Queers & Comics 2017 Conference
日程:4月14日(金)〜15日(土)
会場:California College of the Arts、米国サンフランシスコ

 登壇予定パネル:
Queer Manga – History and Cultural Context
14日(金) PM 2:30〜
Keynote
15日(土) PM 7:30〜

詳細は下記公式サイト参照
Queers & Comics 2017 Conference

現地においでの方、よろしかったらお立ち寄りください。

まんだらけさんから「漢の手ぬぐい」出ます(予約受付中)


 まんだらけさんとのコラボで、オリジナル描きおろしイラスト入りの「漢の手ぬぐい」が発売されます。
 ただいま下記ページで予約受付中。

まんだらけ:田亀源五郎 漢の手ぬぐい

 サイズは約30cm×90cm、手ぬぐい独特の縦長のプロポーションを活かした、吊り責めの和風イラスト。普段使いはもとより、きっと壁に飾ってもナイス。

・値段/1,500円(税込み)
・まんだらけ主催のイベントおよび一部店舗での先行販売/5月3日
・予約分発送日および全店舗での販売/5月20日
・一般販売/6月10日

 是非お買い求めくださいませ。
 なお、この「漢シリーズ」には、松武さん、山田参助さん、めんたいこ(一十)さんの、各グッズもあります。よろしかったら、そちらもご一緒にどうぞ。
 詳細は前記リンク先ページの一番下に、各ページへのリンクあり。

『弟の夫』第26話掲載です


 3月25日発売の「月刊アクション」5月号に、『弟の夫』第26話「墓参り」掲載です。
 この連載も、残すところあと2話で完結!
 キャラたちとの別れのときが近づくにつれ、描いていて自分でも淋しい気持ちになりますが、どうか皆様、最後までよろしくお願いいたします。
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『田亀源五郎【禁断】作品集』電子版配信開始


2007年にポット出版から発売された単行本、『田亀源五郎【禁断】作品集』が、電子版になって3月25日から配信スタートです。
 電子版には、紙本と同じ内容の《合冊版》の他、それぞれの作品のバラ売りとなる《分冊版》があります。

 なお、ポット出版からの電子版は、 先月の『奴隷調教合宿』、今月の『田亀源五郎【禁断】作品集』に続き、来月以降も毎月1タイトルずつリリースされる予定。
 詳しいスケジュールは、下記のページをご覧ください。
ポット出版ニュース:田亀源五郎作品の既刊電子版、配信スケジュール決定!

【ご注意】
①電子版は紙版より安価になります
②局部修正は、紙本は白の細線消しなのに対して、電子版ではモザイク処理となり、修正面積も広くなります。このページにある比較サンプル画像でご確認ください。
③分冊版には、紙本や合冊版に収録されている「あとがき」や、初出一覧やプロフィールといったデータページは収録されていません。

【紙の本はこちら】

電子版は、以下の10種類が同時発売となります。

①紙本と同内容の合冊版
 収録作品のほとんどがゲイSM専門誌に掲載されたもの(つまり普通のゲイ雑誌だと掲載NGになりそうな残酷描写を含むハードコアBDSM作品)なのでご注意ください。

②「闘技場〜アリーナ」分冊版
 地下総合格闘技+レイプ+洗脳もの。バイオレンス描写あり、残酷描写なし。『禁断』収録作中では比較的ソフトかも。

③「瓜盗人」分冊版
 野晒し刑にされた武士を描いた時代物。羞恥+無残。これも『禁断』収録作中では比較的ソフト。

④「KRANKE」分冊版
 若めイケメン系キャラが主人公の医療SMもの。流血描写とかはありませんが、話の内容はかなりダーク&アモラルです。

⑤「猛き血潮 中里和馬の場合」分冊版
 日中戦争を舞台に軍人を主人公にした拷問もの。残酷描写あり。1950〜60年代の雑誌「風俗綺譚」で活躍したゲイSM作家、芦立鋭吉氏に捧げたオマージュ的な作品。

⑥「猛き血潮 坂田彦造の場合」分冊版
 明治時代のヤクザを主人公にした拷問もの。残酷描写あり。無残の美学と純愛を融合した、私が自分で《スプラッタ・プラトニック》と呼んでいるジャンルの作品。私が敬愛する往年のゲイ・アーティスト、船山三四氏へのオマージュ。

⑦「NIGHTMARE」分冊版
 ヒゲマッチョが主人公の拷問もの。軍隊要素&綺譚要素あり。

⑧「ZENITH」分冊版
 いちおうSF。でもかなりハードな内容なので要注意。『家畜人ヤプー』的な人体改造あり。

⑨「だるま憲兵」分冊版
 ガチムチ軍人を主人公にした残酷もの。私の作品中でも最もハードな作品の一つなので要注意。切断&猟奇要素あり。でもストーリーもちゃんとあります。

⑩「衣川異聞」分冊版
 時代物。弁慶と義経の伝説を無残物語に仕上げた、これも《スプラッタ・プラトニック》作品。

『弟の夫』第25話掲載です


 2月25日発売の「月刊アクション」4月号に、『弟の夫』第25話「写真」掲載です。
 ぶっちゃけ今回はクライマックス回。見開きページは是非この雑誌サイズの大判でご覧いただきたいところ。
 残すところあと3話、モノガタリはゆるやかにコーダへと向かいます。
 彼らとももうじきお別れかと思うと、描いていて自分でも淋しくなってきますね……。
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