投稿者「Gengoroh Tagame」のアーカイブ

野郎フェス2016+マンガ同人誌『呪縛の性奴』

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 今週の土曜日、5月21日に行われる野郎系オンリー同人誌即売会《野郎フェス2016》に、同人誌『呪縛の性奴』(マンガ/オリジナル/個人誌)持参で参加いたします。これが初売り。
 去年の野郎フェスでは、どうしても同人誌用のマンガを描く時間が作れずに、スケッチ&下絵画集『Dessins』(完売)とポストカードのみでの参加だったんですが、今年は念願叶ってマンガ同人誌を作れました!

 内容は、ちょいファンタジー要素が入った奴隷系SMもの。少し奇想ネタあり。
 エロはハードにたっぷり。フェラ、アナル、転落、服従、羞恥あたりがキーワード。
 痛い&グロい系ネタは入れてませんが、私の基準を元にした「なし」なので、肛門をガバッとか貫装済みピアスとかの要素はあり。
 主なキャラは、ヒゲマッチョおやじ系と、若めロン毛イケメン系と、太め白ヒゲじいちゃん系の三人。
 本文24ページ(マンガ20ページ+オマケ3ページ+奥付)、表紙裏表紙込みで28ページの本になります。

イベント名:野郎フェス2016(公式サイト
日時:2016年05月21日(土) 12:00~16:00(予定)
会場:大田区産業プラザPIO 大展示ホール
入場料:パンフレット一般参加全員購入制 600円
入場年齢制限:有り。要顔写真付き身分証(詳しくはこちら

サークル名:Bear’s Cave
スペースNo.:E17
頒布物:同人誌『呪縛の性奴』

 では、土曜日にスペースでお待ちしておりますので、是非お立ち寄りくださいませ!

【内容サンプル】
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【電子版】
紙版は完売しましたが、BoothにてPDF版をダウンロード販売中。
https://tagame.booth.pm/items/258153

『プラネット・ブロブディンナグ』第5話掲載

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 更新が遅れましたが、4月21日発売の「バディ」6月号に、マンガ『プラネット・ブロブディンナグ』第5話掲載です。前回の流れから引き続きアナル系。
 体格差萌え、異種姦萌え、ペット属性萌えの方、是非お読みくださいませ。隔月連載なので、次回は6月発売号に掲載予定。
 Kindle版はこちら
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『弟の夫』第17話掲載です&TRP2016コラボ缶バッジ

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 更新が遅くなりましたが、4月25日発売の「月刊アクション」6月号に、連載マンガ『弟の夫』第17話「わさびアイス」掲載です。一行はまだ温泉旅行中。
 是非一冊、お買い求めくださいませ。
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 あと、東京レインボープライド2016と、『弟の夫』のコラボ缶バッジができました。
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 販売場所の情報などが私の方には入ってきていないので、どこで購入できるのかが判りませんが、とりあえず先日のトークショー会場では販売されていたので、おそらく今週末のフェスタプライドパレードでも、会場のどこかで販売されるのではないかと。事前のお話では、紀伊國屋書店新宿本店で開催中の「LGBTを知る100冊」フェアでも販売するとのことですが、続報はなく実際に販売があるかどうかは申し訳ないけれど不明です。
 まぁ、どこかで見かけたらラッキーだと思って、どうか迷わずゲットしてください!(笑)

“Passion of Gengoroh Tagame”、増補改訂ハードカバー版で復刊

 2013年にPicture Boxから出た英語版単行本”Passion of Gengoroh Tagame: Master of Gay Erotic Manga”ですが、その直後に同社が出版事業から撤退したために絶版となり、ここ数年アマゾン等でもプレミア価格になっていました。
 それがこのたび、版元をBruno Gmünderに替えて、新たに増補改訂ハードカバー版として復刊しました!
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 サイズは日本のマンガ週刊誌などと同じB5版。厚さ3センチ以上、重さも1キロ以上という、どっしりとした高級感がある仕上がり。
 装丁は最初のバージョンと同じく、ブックデザイン界の鬼才チップ・キッドによるもの。カバー付きハードカバーという特性を活かして、見返しや本体表紙、カバー裏にも色々と仕掛けがある、とてもカッコいい装丁にしていただきました。ぜひ下の写真や動画をチェックしてください。
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 旧版との違いは、装丁以外にも幾つかありますが、見逃せないポイントは主に3つ。
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1) 新規にカラーイラスト16ページを追加収録。日本のゲイ雑誌等で既に発表したものが殆どですが、この本のための新規描きおろしも収録。既発表の作品も、サイズ大きい+印刷美麗+もちろん無修正版ということで、ご存じの方&初出をお持ちの方でも、充分お楽しみいただけるかと。
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2) この復刊にあたって、新たにエッセイを書き下ろしました(英訳されちゃってますが……)。最初の英語版単行本発行に至るあれこれの思いとか、それによってもたらされた変化、過去のキャリアや今後の抱負などを綴っております。
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3) 印刷品質が改善されました。2013年のPicture Box版では、版元側のデータ処理のミスによって、幾つかのページでトーンのモアレや描線の荒れが出てしまっていたんですが、復刊にあたってそれらを回避修正しています。『鬼祓え』『田舎医者』のページを旧版と比較していただければ、その差と質的な向上が良く判ると思います。それ以外のページでも、本文用紙がより滑らかな紙肌のものになっていることもあり、全体的に黒ベタの締まり、描線のヌキやトーンの網点など細部の再現性が、旧版と比べて著しく向上しています。版型の大きさも手伝って、この美麗さはかなり理想的な仕上がりに。

 もちろん旧版のコンテンツである、マンガ7本(『Hairy Oracle』『闘技場〜アリーナ』『鬼祓え』『田舎医者』『スタンディング・オベーション』『ミッシング Missing』、この単行本オリジナルの描きおろし『Class Act』とその下絵)、エドマンド・ホワイトによる序文、チップ・キッドのエッセイ、グレアム・コルベインスによる解説などは、この新版にも変わらず収録されています。
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 ご購入は日本のアマゾンでも注文可能です。
 現時点では品切れ入荷待ち状態ですが、これは元来4月頭を予定してたワールドリリースが、諸般の事情で5月頭に変更になったせいかと。海外のアマゾンでは既にステータスは在庫ありになっているところもあるので、日本でもおいおい補充されるのではと予想。
 ただ、日本のアマゾンはカタログに取り扱いがあっても、後になって急になくなったりもするので、万全を期すという方は、アメリカやイギリスのアマゾンでの購入の方が確実かも知れません。
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『弟の夫』第16話掲載です

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 現在発売中の「月刊アクション」5月号に、マンガ『弟の夫』第16話「温泉」掲載です。
 温泉旅行の回なので、当然の如く入浴シーンあります。久々にマイクの胸毛や腹毛を描きました(笑)。
 というわけで是非一冊お買い求めくださいまし!
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「美術手帖」4月号(メンズ・ヌード特集)に寄稿

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 現在発売中の雑誌「美術手帖」(メンズ・ヌード特集号)で、インタビュー形式で日本のゲイ・エロティック・アート史の解説しております。
 編集氏のお話によると、今までなかった特集だけに果たしてどうかという声もあったそうですが、売れ行き好調とのこと。古典から現代美術、はたまたマンガなどのポップカルチャーまで、幅広く扱ってきた伝統ある美術雑誌にして、男性ヌードの特集が初めてだというのは、正直言って遅れているという気がしなくもないんですが、でも良い先例を残せたのは良かった。
 また、美術雑誌がこういう特集を組むにあたって、日本国内のゲイアートも取り上げようという発想が出てきたこと自体は、大いに喜ばしい変化だと思います。13年前に私が『日本のゲイ・エロティック・アート vol.1』を出したときは、どの美術系雑誌からも黙殺されましたからねぇ……。
 というわけで、よろしかったら一冊お買い求めを!
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「ドラマ秘宝 vol.2」にテキスト寄稿

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 現在発売中のムック「ドラマ秘宝 vol.2」に、アメリカの海賊ドラマ『Black Sails/ブラック・セイルズ』の紹介記事を書いています。約2,000字。
 よろしかったらお読み下さいませ。
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『弟の夫』第15話掲載です

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 2月25日発売の「月刊アクション」4月号に、『弟の夫』第15話「悩む」掲載です。
 昨年暮れに、パリ個展のための海外渡航と単行本2巻の準備が続いたために、先月と先々月は2回連続で連載をお休みさせていただきましたが、この号からまた従来の連載ペースに復帰です。というわけで、画像もそれに絡めたコマをチョイス。
 雑誌表紙&カラーページも描かせていただきましたし、単行本2巻の続きがそのまま読めますので、記念も兼ねて是非お買い上げいただければと。
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 マンガが連載できて単行本を出せるのも、掲載誌があってこそ。皆様よろしくお願いいたします!
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『プラネット・ブロブディンナグ』第4話掲載です

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 2月20日発売の雑誌「バディ」4月号に、連載マンガ『プラネット・ブロブディンナグ』第4話掲載です。
 第4話にして、ようやくアナルネタ登場。とはいえあくまでも「デカい毛モジャ宇宙人のペットにされていくマッチョ地球人」という話なので、一般的なゲイエロマンガのアナル責め形とは、ちょいとテイストが違うかも。
 よろしかったら是非、お買い上げください。そして次回の掲載は、おそらく4月発売の6月号になります。
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第19 回文化庁メディア芸術祭受賞作品展+トークイベントのお知らせ

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2月3日(水)~2月14日(日)、第19回文化庁メディア芸術祭受賞作品展が、国立新美術館、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ、スーパー・デラックス、セルバンテス文化センター東京で開催されます。
 つきましては、マンガ部門で優秀賞をいただいた拙『弟の夫』関連も、国立新美術館にて展示されます。ワンブース使ってストーリーの概要や、ネーム>下絵>アナログペン入れ>デジタル仕上げといった作業工程などを、原画や複製原画、プリントや写真などで展示予定。
 入場無料ですし、お時間のある方は是非お立ち寄りください。
http://festival.j-mediaarts.jp/exhibit/outline

 また、2月6日(土)16:00-17:00には、同じく国立新美術館にて受賞者トークイベントに登壇いたします。マンガ家のすがやみつる先生、松田洋子先生とご一緒。
 こちらも、お時間ある方は是非お越しください。
 現在、事前申し込みを受け付け中。詳細は下記リンクにて。
http://festival.j-mediaarts.jp/event/661