投稿者「Gengoroh Tagame」のアーカイブ

『奴隷調教合宿』一回お休みです

 そろそろバディ4月号が店頭に並ぶ頃ですが、拙連載マンガ『奴隷調教合宿』、申し訳ないんですが一回お休みとなります。ごめんなさい。
 とはいえこの4月号、『鉄の驢馬』等のZINさんがバディ初登場の読み切りコミックを描いていますし、HOSSYさんディレクションの表紙シリーズは相変わらずいかしているし、読書ガイドなんていう面白特集も載ってますし、皆様ぜひヨロシクお買い上げください。

Badi (バディ) 2014年 04月号 [雑誌] Badi (バディ) 2014年 04月号 [雑誌]
価格:¥ 1,500(税込)
発売日:2014-02-21

『すべすべの秘法』日本初上映+トークショー出演のお知らせ

retoro imaizumiのコピー
『初戀』『家族コンプリート』など、日本でゲイ映画を積極的に撮り続けている今泉浩一監督の最新作『すべすべの秘法』が、2013年のベルリンポルノ映画祭での初上映を経て、2月5日〜8日の4日間、渋谷アップリンクにて日本初公開されます。
 プログラムは『すべすべの秘法』上映(全日)の他、今泉監督が男優として出演している、ピンク四天王の一人・佐藤寿保監督のヘテロ向けピンク映画3本(5日〜7日)、『家族コンプリート』のアンコール上映(8日)となり、各日それぞれトークショーなどが予定されていますが、私は2月8日(土)の『すべすべの秘法』(15:00〜)の上映後トークショーに出演させていただきます。
 詳しい上映スケジュール等は、以下のリンクを参照。
UPLINK:RETRO今泉浩一×佐藤寿保~『すべすべの秘法』日本初公開特別凱旋上映~
 ただいま予約受け付け中。
 で、『すべすべの秘法』ですが、タカサキケイイチさんがアンソロ『ウラゲキ』に発表した同名マンガを原作にしたもので、仕事の研修で京都からやってきた青年が、東京の「ヤリ友」の家で過ごす数日間の様子を、二人の心理的距離感の推移や作劇的なレトリックなどを交えて描いた内容です。
 私、この上映プログラムのフライヤーに、短いコメントも書かせていただいているので、ご参考までにそれを以下に再掲します。

 セックスから始まった関係で、ヤリ友と恋人の境界はどこにあるのか。現代日本のゲイを描いたドラマとして実にリアルなモチーフ。
 そこに肌荒れを絡ませたのも技あり。セックスにおいて皮膚感覚は重要な要素。だからこそ逆に、セックス描写自体にもっとそういう表現が欲しかった。エロス的にはちとドライで物足りない。
 でも、肌荒れの治癒へのロマンティックな思い込みに、すかさず即物的なツッコミが入るあたりのバランスは上々。恋愛なんて単なる思い込みや勘違いかも知れないけど、そのおかげで人生が少し豊かになったり前に進めたりもする。
 そんなドライとウェットの拮抗が、リアルの人生同様ちょっぴり可笑しくて愛おしい。主人公のステキな胸毛や、ブリーフ越しの勃起したペニスのシルエットみたいに。

 何の変哲もない日本のゲイの日常を、ちょっぴりヒネリを効かせて描いていて、ある意味で世界のゲイ映画のトレンドともシンクロしている感じ。
 ゲイ映画の、特に日本のインディーズ・ゲイ映画の上映は、なかなか厳しい状況にある中、それを見られる貴重なチャンスでもあるので、私が出演するトークショーのみならず他日の上映も、スケジュールが合う方は是非足をお運び下さい。レイトショーなので、仕事の後でも間に合いますよ!
 なお会場では、今泉監督の旧作DVDも販売予定。あと、この『すべすべの秘法』の原作マンガを収録したタカサキさんの同人誌も、現在急遽制作中とのことで、間に合うようだったら(これは何としてでも間に合わせて欲しいんですけど、タカサキくん!)会場販売されるそうです。
【追加情報】『すべすべの秘法』原作マンガ冊子(タカサキケイイチ作)、無事に会場で販売されるとのことです。
 それでは、ご予約&ご来場お待ちしております!

『映画秘宝』2013年度ベスト&トホホ10

 明日、1月21日発売の雑誌「映画秘宝」3月号の「2013年度ベスト&トホホ10」で、投票&コメントで参加させていただいております。
 去年の暮れの段階では、とある2本の映画で「う〜ん、どっちを1位にすんべぇ……」という感じで「これ!」といった決め手がなく悩んでいたんですが、締め切りギリギリに見た1本が、問答無用で「こ れ だ !」という感じだったので、前述の2本もそのまま2位と3位へスライド……という感じで、わりとすんなり決められた感じ。
 とはいえ、やはり泣く泣く落とした作品というのもあります。実際にベスト10に何を選んだかは、雑誌を買ってコメントと共に見ていただくとして、残念ながらそれから洩れてしまったのは、『塀の中のジュリアス・シーザー』、”Ardhanaari“、”Keep the Lights On“あたり。
 というわけで、宜しかったら是非お買い求めくださいませ。

映画秘宝 2014年 03月号 [雑誌] 映画秘宝 2014年 03月号 [雑誌]
価格:¥ 1,050(税込)
発売日:2014-01-21

ちょっと宣伝、『奴隷調教合宿』第6話掲載です

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 1月21日発売「バディ」3月号に、集中連載マンガ『奴隷調教合宿』第6話掲載です。
 前回に引き続き、羞恥責めスパイス追加のエロエロ展開。かつては甲子園のアイドルとして鳴らした大学野球部員の主人公、マゾ奴隷として順調にどんどん堕ちております。
 あと今号には、バディゆかりのマンガ家さんやイラストレーターさんの年賀状紹介コーナーが、カラーページに載っておりまして、その中に私の年賀状も入っております。小さいですけど、使用図版は展覧会用の作品で、印刷媒体では未発表のものなので、まぁそこそこお楽しみいただけるかと(笑)。
 もう一つ、情報ページに今泉浩一監督の新作ゲイ映画『すべすべの秘法』の日本初公開情報が載っております。
 私、この上映でトークショーに出させていただくんですが(詳細とご予約はこちら)、雑誌付録DVDにはバディ特別編集版の予告編も収録とのことなので、こちらのほうも宜しかったら是非に。

Badi (バディ) 2014年 03月号 [雑誌] Badi (バディ) 2014年 03月号 [雑誌]
価格:¥ 1,500(税込)
発売日:2014-01-21

児雷也画伯から児雷也スウェットいただきました

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 児雷也画伯から米国Massive製児雷也スウェットシャツとグリーティングカードいただきました。アメリカンXXLサイズなので私の身体でも大丈夫(笑)。
 着て街に出るのは勇気がいるし、そもそも汚しちゃうと勿体ないので、脱いで畳んで密閉保存させていただきます!
 お買い求めはMassiveのサイトで。国外発送もやってくれるので(もちろん送料はかかりますが)日本からも注文できます。

ダウンロード・フリーPDFカレンダー、Bears, illustrated 2014

BearsIllustrated2014
 世界の熊系キャラを描くゲイ・アーティスト12人がコラボレーションした、PDFカレンダー”Bears, illustrated”の2014年版が、同サイトから無料でダウンロードできます。
http://www.bears-illustrated.com/
 私は1月の絵を担当。
 他にも、カナダのニッキー・チャールズ、ペルーのレオナルド・グティエレス、フランスのオリヴィエ・フランドロワなどが参加。
 カレンダー企画自体は今年で五年目となり、これで総計60名のアーティストが参加したことに。過去のカレンダーもダウンロード可能なので、タイプも国籍も様々なベアー・イラストレーションの数々が楽しめます。

“At the Gate of Ghost” (2011) M.L. Pundhevanop Dhewakul

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“At the Gate of Ghost” (2011) M.L. Pundhevanop Dhewakul

 2011年のタイ映画で、黒澤明『羅生門』のタイ版リメイク。原題は”U mong pa meung (อุโมงค์ผาเมือง)”。”The Outrage”という別の英題もあり。
 既に物故しているタイの文豪が、映画『羅生門』の脚本を元に、舞台を16世紀のタイに変えて、演劇用に翻案した戯曲の映画化らしい。
 森雅之に相当する役に『心霊写真』『ランカスカ海戦 パイレーツ・ウォー』などのアナンダ・エヴァリンハム、京マチ子に相当する役に『地球で最後のふたり』のライラ・ブンヤサック。

 ストーリーラインは基本的に『羅生門』と同一なので省略。
 捕縛された盗賊の初登場シーンなど、演出自体もなぞっている部分があり。セリフも同様。樵や法師が雨宿りする羅生門は、荒れ寺の隧道に変更。更に各々のキャラクターの過去が点景的に描かれるというアドオンもあり。
 映像は美しく演出も手堅いが、演出の凄みを感じさせるような表現はなし。反面、追加されたキャラクターの背景描写のおかげもあり、エモーショナルに訴えかける部分は増している印象。
 また後述するように、全体的に仏教的視点で再構成した仕掛けの効もあって、最後はなかなか感動的に仕上がっています。
 役者陣はいずれも熱演で、特に京マチ子役(変な言い方だけど)のライラ・ブンヤサックが見事。千秋実の法師役は、アイドル的な美青年が演じていて、これまた静かな佇まいや全体の構成と呼応していて、なかなか良い効果を出していました。
 仏教的なアレンジの件。
 映画全体を、事件の聴取に立ち会ったために、仏の道を志すことに疑問を持ち、寺を出た青年僧侶という視点で通しており、ラストはオリジナル版のヒューマニズム要素を仏教的に膨らませて、この僧侶が最終的に信仰心を取り戻すという構造になっています。
 特にラストが良く、雨宿り場所だった恐ろしげで暗い隧道というのが、それを人の心の闇に重ね合わせていたことが明示され、ここがけっこうじんわりと感動的。エモーショナルな要素と上手く呼応して、オリジナル版とはまた違った魅力になっている印象です。

 というわけで、作品的な凄みには欠けるものの、オリジナルを忠実になぞりつつ、そこに別の魅力を加味することにも成功している、真面目にしっかりと撮られた良い映画という感じでした。
 ちょっと薄味なのは残念ですが、あちこち見所はありますので、興味のある方だったらしっかり楽しめるかと。

“Keep the Lights On” (2012) Ira Sachs

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“Keep the Lights On” (2012) Ira Sachs
(アメリカ盤Blu-rayで鑑賞→amazon.com、日本のアマゾンでも購入可能→amazon.co.jp

 2012年のアメリカ製ゲイ映画。NYに住む二人の男性の出会いと、10年近くにわたる関係をリアルに淡々と、しかし情感豊かに描いた内容。
 主演は『誰がため』などのデンマーク人男優、トゥーレ・リントハート。
 ベルリン国際映画祭テディ賞受賞。

 90年代末、NYに住むドキュメンタリー映画作家のエリックは、ゲイがセックス相手を探す伝言ダイヤルで、大手出版社に努めるポールと出会う。二人の相性は良く、エリックはポールに連絡先を渡すが、彼は「自分にはGFがいる」と断る。
 しかしポールはGFとの関係を清算し、エリックと付き合うようになり、やがて二人は一緒に暮らすようになる。ハッピーな関係に見えた二人だったが、実はポールにはドラッグの習慣があり、やがてそのことが二人の関係に次第に影を落としていき…といった内容。

 ストーリーとしては、特にドラマチックなイベント的なことが起きるわけではなく、エリックとポール、そしてその周囲の友人たちや家族などの、些細だが極めてリアルで細かなエピソードが積み重ねられ、9年間(だったかな?)に渡る二人の軌跡が淡々と綴られるというもの。
 何よりそのリアリティと、淡々としながらもゆったりとした空気感が素晴らしく、描かれるのは些細なことだけながらも、見ていて全く飽きさせず。作為の感じられない作劇と、ディテールのリアリズムと柔らかな空気感は、昨年の東京レズビアン&ゲイ映画祭で上映された、アンドリュー・ヘイ監督の傑作『ウィークエンド』とも似たテイスト。
 興味深いのは、いわゆる恋愛テーマの映画では、惚れた腫れた憎んだ裏切っただのといった、恋愛感情の起伏が主に描かれるのに対して、この映画の場合は、互いに相手のことを好きであるにも関わらず、その間にリレーションシップを築いていくことの難しさにフォーカスが当たっているところ。
 これは周囲の人間に関しても同様で、エリックがポールと一緒に生きる関係を築くことで悩むように、エリックの女友達もまた、最適のパートナーに巡り会えって自分の理想とするものを手に入れることができない。そんな誰でも身に覚えがありそうなリアルな「思い」を、ふわりと描いているという感じ。

 というわけで、作為性のないドラマ作りが好きで、しかもこの空気感を心地よく感じられる人だったら、気に入ること間違いなし。いわゆるゲイ映画的な枠を越えた、単館上映系の映画のクオリティの高さがあるというあたりも、前述の『ウィークエンド』と同様。
 ただ、大きな事件は何も起きないけれども、微細な起伏を丁寧に描いて、それが面白いという点では、ムードを音楽に頼っている部分も多く、そういう意味では、ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督作品ほどのストイックで厳格な凄みはないし、ストーリーのタイムスパンが長い分、『ウィークエンド』ほどの濃密さはありません。

 とはいえ、クオリティの高さや全体のリアルな空気感は、好き嫌いはあるにせよ、間違いなく一見の価値はあり。エロティックな場面も生々しく、しかし心地よい空気感を持続したまま描かれているし、ラストの余韻も上々。
 ゲイ映画好きの方、単館上映系が好きな方、そして、好きだからこそ関係を築く難しさという普遍的なテーマに興味のある方には、がっつりオススメしたい一本。

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“Alois Nebel (アロイス・ネーベル)” (2011) Tomas Lunak

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“Alois Nebel” (2011) Tomas Lunak
(イギリス盤DVDで鑑賞→amazon.co.uk

 2011年のチェコ製アニメーション映画。
 共産党政権末期、国境近くで働く鉄道員が、二次大戦終結直後の幼い日の記憶のフラッシュバックに悩まされ……というグラフィック・ノベルを、ロトスコープ技法を用いてモノクロームでアニメーション化した、大人向けの文芸系作品。
 2012ヨーロッパ映画賞アニメーション映画部門最優秀作品賞、オランダ・アニメーション映画祭グランプリ受賞。アニメーション・フェスティバル<GEORAMA2014>にて日本上映予定。詳細は記事末尾を参照。

 共産党政権末期のチェコスロバキア。ポーランド国境近くの鉄道駅駅長アロイス・ネベルは、中年男性ながら未だ独身で、一匹の猫と一緒に暮らしている。そんなある日、IDを持たず口もきかない不審な男が駅に現れ、秘密警察に連行されていく。
 アロイスは、霧の中から蒸気機関車が現れ、幼い日の自分が駅のプラットフォームで、大勢の人々が貨車に乗せられる中、自分が慕っていた女性が汽車に乗ろうとするのと、それを押しとどめようとする男が揉み合っているという、記憶のフラッシュバックに悩まされるようになる。やがてアロイスは神経衰弱となり、精神病院に収容されるが、そこで彼と同室になったのが、件の口をきかない謎の男だった。
 病院で謎の男は、治療のようにも拷問のようにも見える、電気ショック処方を受けていたが、ある日逃亡する。そして彼の残した所持品の仲から、アロイスのフラッシュバックに出てくる人々が写った、一枚の古い写真が見つかる。
 アロイスは精神病院を退院するが、元の駅には既に自分の仕事はなかった。鉄道の仕事を得るために、彼はプラハ中央駅へと行くが、そこでも仕事は何もなく、中央駅で暮らすホームレスや私娼たちの仲間入りをする。
 中央駅には、そんなホームレスたちの面倒を何かとみてくれる、トイレの中年掃除婦クヴェタがいた。やがてアロイスとクヴェタは、互いに好意を持つようになるのだが、些細なことからその仲はこじれてしまい、また、中央駅長に言われたクリスマスや新年を過ぎても、未だに鉄道の職は与えられない。
 アロイスは、再び元の国境近くの駅へ戻り、そこで何とか鉄道整備の職を得るのだが、そこに例の謎の男が再び現れ……といった内容。

 内容的には文芸寄りで、ストーリーの起伏ではなくディテールやキャラの内面などで見せていくタイプ。
 メインとなるのは主人公アロイスの《旅》(内面的にも物理的にも)で、そこに歴史の闇や殺人事件、時代の転換期における混乱などが絡んでくるというもの。
 提示される断片的なディテールによって、「あ、そういうことか」と判る作りになっているので、例えばドラマ内の《現在》が共産党政権末期であるとか、あるいは二次大戦終結後に、物語の舞台となっているズデーデン地方から、ドイツ人の追放があったこととか、そういった事情を判りやすく説明はしてくれないので、ちょっと予備知識が必要とされる面があり。
 映像は極めて魅力的。非デフォルメ系のキャラクターは太い線のドローイングで描かれ、コントラストの効いたモノクロ画面にフラットなグレーのトーンが被り、まるで木版画のような美麗さ。
 それがロトスコープでリアルに動くのも、なんとも言えない不思議な魅力で、そんなリアリズム主体の動きの中に、フラッシュバック場面などの幻想的な演出が入って来る瞬間は、思わずはっとさせられるほど。ただ、そういった場面が見られるのは前半のみで、後半のリアルな展開部になると、そんな魅力がやや薄れてしまうのが少し残念。
 原作はJaroslav Rudišという人のグラフィック・ノベル3部作。それを1時間半の尺に収めているせいか、正直もうちょっと見たいという感はあり。とはいえ、現在(作品時間内の)を生きる主人公を軸に、過去の決算と未来の予感を交錯させ、時代の転換点を個と社会両方に重ねて見せる構成は、これはお見事!

 というわけで、アニメーション好きや、内容に興味のある人なら、まず見て損はない一本でした。

【追記】朗報、アニメーション・フェスティバル<GEORAMA2014>にて日本上映!
会期と会場:2014年4月12日(土)~25日(金)東京・吉祥寺バウスシアター、2014年6月21日(土)~22日(日)山口、2014年7月19日(土)~25日(金)神戸
*詳しい上映スケジュールは、上記リンク先の公式サイトにてご確認を。