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パリ個展&サイン会のお知らせ


 フランスのパリで、11月3日〜15日まで個展やります。
 会場はいつものArtMenParisギャラリー。早いもので、ここで個展をするのも、もう7回目になります。
Gallery Art Men Paris
 オープニング・レセプションは11月3日(金)の17:00〜21:30。成人であればどなたでもご自由にどうぞ。私も出席します。詳細は下のリンク先で。
Vernissage TAGAME
 11月4日以降は、ギャラリーは予約制になります。訪問をご希望の方は、随時ギャラリーにお問い合わせのうえ、お越し下さい。


 同じくパリで、11月4日(土)はサイン会があります。
 会場はパリ第4区役所で開催されるLGBTコミックのイベント、4e Salon BD & Images LGBT Paris。
4e Salon BD & Images LGBT Paris
 時間は15:00〜17:30。詳細は下のリンク先で。
Gengoroh Tagame en dédicace au 4e salon BD & Images LGBT Paris
 ちょうどフランスでは、『弟の夫』仏語版最終4巻と、全巻収納BOXが発売されたところですので、この機会に是非どうぞ。外国のサイン会なので、本は持ち込みでもたぶん大丈夫(日本のサイン会だと、そこいらへんはうるさいけど)。

 それでは皆さま、パリでお会いしましょう!

語りおろし本『ゲイ・カルチャーの未来へ』10月31日発売


 10月31日にPヴァイン(ele-king books)から、私にとって初めての文字だけの単行本『ゲイ・カルチャーの未来へ』が発売されます。
アマゾン:ゲイ・カルチャーの未来へ

 とりあえずは、出版社による紹介文がこちら。

変わりゆく社会へのまなざしと力強い励まし。

『弟の夫』の著者がLGBTブームのいまだからこそ語る、その半生、創作の源、エロティシズムの探求、欧米と日本社会――

————
ただ、とにかく自分自身に関しては、自分まで自分の敵になったら本当に悲しいから、たとえ世界中や親兄弟が敵になっても、自分だけは自分の味方でいなさいよ、とは言いたいです。それは本当に大事だと思います。そのためにも、無理にでも自分を好きになる努力をしなさいということは言いたい。 (本書より)
————

初の一般誌連載作品『弟の夫』が第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞し、広く注目を集めているゲイ・エロティック・アーティスト、田亀源五郎。国内外にコアなファンを持ち、日本のゲイ・アートを支え続けてきた巨匠がいまこそ語りつくす、生い立ち、創作の源、ゲイ・エロティシズムの探求、変わりゆく社会へのまなざし……。日本と世界のゲイ・ポップ・カルチャーの過去・現在・未来を繋ぐ1冊!

 どういった本かというと、今年の夏に複数回にわたって収録された私のロング・インタビューを、語りおろし本という形に編集/再構成していただいたものです。
 編集を担当してくれたのは、先にジョン・グラントとの対談記事「何を歌い、どう描くか──ゲイ・アーティストたちのリアリティ」をセッティングしていただいたことがきっかけで知り合った、ライターの木津毅さん。そんな木津さんとのお仕事を離れた茶飲み話が、いつの間にかこういう本に発展しました。

 大まかな内容は、『弟の夫』製作に関するあれこれ、セクシュアリティの自覚と自己受容に至る生育史、ゲイ・エロティック・アートを手掛けるようになった経緯やポリシー、日本のゲイ文化の現状と未来についての考察……などなど。
 ご参考までに、以下に本の目次を掲載しておきます。

イントロダクション

1.『弟の夫』ができるまで
  「結婚する権利の平等」という衝撃
  ゲイをよく知らない人に向けて
  考えることから始まる

2.性の目覚め、カミングアウト
  「おかま」と言われても
  パゾリーニに興奮した中学時代
  ゲイの自覚、海外文化の教え
  隠さないと決めた理由

3.ゲイ・エロティック・アートティストとして
  誰も描かなかったゲイ・ポルノ漫画
  初の長編作の革新性
  ゲイ・エロティシズムとは何か
  日本と海外の違い

4.LGBTブームと日本の現実
  ゲイ雑誌とリアルなゲイ社会
  いまのブームに思うこと
  カミングアウトしづらい国

5.ゲイ・カルチャーの未来へ
  『弟の夫』が呼んだ反響
  日本が変わるチャンス
  意志さえあれば

あとがき

 かなりあれこれ好きに喋ってますので、『弟の夫』以降急速に増えた拙インタビュー記事や、BlogやTwitterや、以前はゲイ雑誌でもたまに書いていた、私の真面目系のテキストが好きだという方なら、面白く読んでいただけるのではないかと。あ、あとトークショーの内容が面白かったという方にも。
 それともう一つ、個人的な希望としては、若いゲイの人たち……中でも特に自己受容に悩みがある人や、あるいはゲイ文化の表現者を志している人に、届いてくれるといいなと思っています。

 表紙イラストは描きおろし。世代間で未来に何かを繋げていくイメージ+ホモエロティシズムという感じで描いてみました。
 装丁は白を基調に、全体をマットニス仕上げの中、フラッグ部分だけは金の箔押し。カッコ良くて美麗!

 というわけで、是非一冊お買い上げください!

『じっちゃんの肉人参』(後編)掲載です


 ドタバタしていて告知を失念していましたが、9月21日発売の「バディ」11月号に、マンガ『じっちゃんの肉人参』(後編)掲載です。
 山菜入りの粥のおかげで、じっちゃんに犯されてしまった耕介ですが、果たして二人の関係は……という、白ヒゲじいちゃんとガッチリあんちゃんの、ほのぼのエロもの……っても近親相姦ですけど(笑)。
 セクシーじいちゃん目当てに、後味良くスッキリ抜きたい方にオススメなので、ぜひお買い上げを!

Kindle版はこちら。

『エンドレス・ゲーム』電子書籍版配信スタートです



 2014年に出たマンガ単行本『エンドレス・ゲーム』の電子書籍版が、9月25日から各電子書店で配信スタートしました。
 長編「エンドレス・ゲーム」と中編「転落の契約」の二作品を収録。

 電子版には紙本と同じ内容の合冊版と、収録作品それぞれをお手軽な値段で購入できる分冊版(マンガ本編のみ収録。初出一覧とあとがき、プロフィールは入っていません)があります。
 局部修正は紙本と異なり、大きめのモザイクになります。具体的にどのように違うかは、こちらのページ下方にあるサンプルでご確認ください。

 以下、各作品の内容紹介と、代表的な電子書店としてアマゾンKindleへのリンクを貼りますが、楽天Kobo、Google、DMM、他でも配信されているので、普段ご利用の電子書店がありましたら、作品名か著者名で検索して探してください。(アダルト書籍なので要ログインの場合あり)

【紙の本はこちら】
https://amzn.to/4ax6yhv

【電子書籍 合冊版】
『エンドレス・ゲーム』
 紙本と同じ内容のフルバージョン。
https://amzn.to/3Q3nDYq

【分冊版】

https://amzn.to/445A4ZC

「エンドレス・ゲーム」
 謎の男に導かれてセックスの快楽を追い求める青年の話。自分でも気に入っている作品で、非SM作品で強要や強姦は全くない合意のセックスのみ……だけどエロエロさは保証という長編です。


https://amzn.to/3vPIgjY

「転落の契約」
 元プロレスラーの焼肉店店長(ヒゲ毛深マッチョ)が、ヤクザめいた中年男に奴隷調教されて堕ちていく、典型的な田亀印(笑)中編。ゴツいオッサンが責められるゲイSMで抜きたい方にピッタリの一本。

 さて、この『エンドレス・ゲーム』で、これまでポット出版から出させていただいたゲイエロマンガの単行本は、全て電子化されました。
 紙本と同じフルバージョンと同時に、それぞれ一作品ごとの分冊版も出ているので、ご参考までに、それらのアバウトな内容分布をマトリックスにしてみました。
 分冊版はページ数に応じてお手ごろ価格になっているので、よろしかったらお買い物の参考にどうぞ!

 それぞれの詳しい内容紹介やAmazon Kindleへのリンクは、カテゴリー・メニューの《単行本情報》をクリックすると、まとめてご覧いただけます。

『嬲り者《復元完全版》』10月12日発売



 新刊ゲイアダルトマンガの単行本『嬲り者《復元完全版》』が、10月12日にポット出版プラスから発売されます。
 同作は1991〜93年に雑誌「さぶ」に連載された、私の処女長編マンガ。94年にBプロダクトから、直販限定の単行本として発売されました。
 今回の復刊では、旧版のコンテンツは全て収録しつつ、更に白抜き部分を加筆した《復元完全版》でのリリース。ボーナス・コンテンツとして未使用原稿も収録。
アマゾン:嬲り者
版元ドットコム

 版元であるポット出版のサイトでは、先行予約購入者様対象の直筆サイン本サービスがあります。
 2017年9月19日(火)午後1時に予約受け付けスタート。先着50名様となります。
 お申し込みは下記リンク先ページからどうぞ。
ポット出版|嬲り者《復元完全版》

 終了しました!

【復元完全版とは?】
 この作品発表当時の「さぶ」では、局部の修正は全消しがデフォルトでした。『嬲り者』もその基準に合わせて、雑誌掲載時も旧版単行本も白の全消しになっています。
 今回の復刊にあたって、その全消し部分に新規加筆した《完全版》を製作し、その上から新たに、現在の基準に合わせた修正(ポット出版の場合は白棒消し)を入れています。
 実際にどの程度の違いがあるかは、下の比較画像をご覧ください。

(注:これは紙本バージョンの修正サンプルです。電子書籍版は大きめのモザイク修正になります。具体的にどのようなものかは、こちらのページ下方にあるサンプルでご確認ください)
 ではなぜ《復元》なのか? これは、単行本に収録されている新規のあとがきでご確認を。製作当時の裏話などを交えて、いろいろ解説しております。

 電子書籍版も同時配信開始です。
Kindle:嬲り者
 お値段は紙本よりお手ごろになっていますが、局部の修正方法は粗めのモザイクによる全消しになります。
 具体的にどんな感じかは、こちらのページ下方にあるサンプルでご確認ください。

『冬の番屋/長持の中』電子版配信開始


 2013年7月に発売されたマンガ単行本『冬の番屋/長持の中』が、電子書籍化されて各電子書店での配信がスタートしました。
 収録作は長編「冬の番屋」と、中編「長持の中」「ACTINIA [man-cunt]」の、計3本。

 電子版には紙本と同じ内容の合冊版と、収録作品それぞれをお手軽な値段で購入できる分冊版(マンガ本編のみ収録。初出一覧とあとがき、プロフィールは入っていません)があります。
 局部修正は紙本と異なり、大きめのモザイクになります。具体的にどのように違うかは、こちらのページ下方にあるサンプルでご確認ください。

 以下、各作品の内容紹介と、代表的な電子書店としてアマゾンKindleへのリンクを貼りますが、楽天Kobo、Google、DMM、他でも配信されているので、普段ご利用の電子書店がありましたら、作品名か著者名で検索して探してください。(アダルト書籍なので要ログインの場合あり)


【紙の本はこちら】
https://amzn.to/4cT7Rcr

【電子書籍 合冊版】
『冬の番屋/長持の中』
 紙本と同じ内容のフルバージョン。
https://amzn.to/3Ugh2w4

【分冊版】

https://amzn.to/3VRqWFQ

「冬の番屋」
 雪に閉ざされた北国を舞台にした、クマ系老人とぬぼっとした青年の、文芸風叙情ラブロマンス。非SM。『弟の夫』が好きで、エロも大丈夫で、でもハード過ぎるのはちょっと…という方にイチオシの作品。自分でもお気に入り。


https://amzn.to/3xEK53S

「長持の中」
 ショタ系SM。義父から長持の中に閉じ込められた息子の、暗黒文芸風ハード浪漫。キツいです。内容も非良識的です。でも完成度は高いかと。ショタOK、SMOK、暗黒OKな方だけどうぞ。


https://amzn.to/3JgVYzh

「ACTINIA [man-cunt]」
 近未来のマッチョ軍人が人体改造される、奇想ハードコアSM。多くの人がドン引きしつつ、一部から熱狂的に支持された内容。非初心者向けですが、『家畜人ヤプー』好きなら大丈夫。

同人誌『Black & White』通販開始しました



 6月に開催された野郎フェス2017で頒布した同人誌、モノクロ画集『Black & White』の、Boothでの通信販売を開始しました。

野郎フェス2017リリースの同人誌『Black & White』の紙本。
モノクロのイラストレーション集です。
版型はB5版(マンガ週刊誌サイズ)、本文モノクロ、表紙のみカラー印刷+クリアPP貼り。総ページ数は表紙を含めて56ページ。
紙本の在庫がなくなり次第、販売終了となります。再版および電子化の予定はありません。

日本国内の他の本では見られない、レア作品を集めました。
描きおろし新作、未発表作、海外メディアや個展向けに描いた日本国内では未発表作品のほか、かつて雑誌「ジーメン」「さぶ」「薔薇族」などに発表した、単発イラストや挿し絵などからも、幾つかより抜いて収録。また、あまり発表の機会がない、ショタ系の絵も少しあり。

「イベント行けなかったけど、本は欲しかった!」という方は、お早めに下記リンク先でご注文ください。
Black & White – 田亀源五郎’s Booth

【2017年8月24日追記】
『Black & White』、初回分完売しました。手元に少し残っている予備分を、後日追加入庫予定です。
 この追加分の在庫がなくなった段階で、日本国内での頒布は終了となります。ご希望方は、Booth商品ページで「入荷お知らせメールを受け取る」を登録するか、拙Twitterでのお知らせをお見逃しなく!

【2017年9月30日追記】追加入庫分も含めて在庫全て完売したので、混乱をさけるためにBoothの販売ページを非公開にしました。これにて販売終了となります。

【内容見本】

 Boothでは、マンガ同人誌『呪縛の性奴』の電子版(PDF)も、ダウンロード販売しております。
 よろしかったら、こちらもどうぞ!

呪縛の性奴(PDF版) – 田亀源五郎’s Booth

映画『この世界の片隅に』公式ファンブックにエッセイマンガ寄稿


 7月28日発売の書籍、『ありがとう、うちを見つけてくれて 「この世界の片隅に」公式ファンブック』(双葉社)に、2ページのエッセイマンガを寄稿しました。
 私の原稿は、今年の4月に「漫画アクション」に先行掲載されたのと同じ内容ですが、そんなことより他の寄稿者の面子が何とも豪華だし(詳しくは下記の内容紹介でご確認を。リストが五十音順だから……ひいいい、高橋留美子さんの次に自分の名前が! いや〜参加できて嬉しい!) 、想像していたよりページ数もあってマンガも絵も文章もぎっしりなのに、このお値段はお買い得!
 というわけで、この映画のファンならバッチリ楽しめる内容なのは保証しますし、私の原稿も他で再録とかはまずないと思うので、皆さま是非一冊お手元にどうぞ。

 以下、版元による内容紹介の引用です。

日本中に話題と感動を呼んだ映画「この世界の片隅に」の公式ファンブック。
総勢60名以上の漫画家がこの作品への想いを漫画やイラスト、文章等、様々な形で表現。
文化人・著名人からの寄稿文やインタビュー、対談に加え、
片渕須直監督や原作者・こうの史代、のん、コトリンゴら製作側のインタビューも掲載。

・漫画、イラスト寄稿
青木俊直、磯見仁月、イトカツ、犬山紙子、宇仁田ゆみ、大澄剛、大西巷一、おざわゆき、おりはらさちこ、川越スカラ座、北崎拓、きらたかし、桐沢十三、紅林直、河野那歩也、小玉ユキ、後藤羽矢子、ゴトウユキコ、近藤ようこ、さべあのま、篠原健太、菅原敬太、鈴木健也、清野とおる、仙道ますみ、たかの宗美、高橋留美子、田亀源五郎、武富健治、たなか亜希夫、田中圭一、谷川史子、ちばてつや、釣巻和、とだ勝之、凸ノ高秀、とり・みき、永野のりこ、西島大介、二ノ宮知子、能田達規、のりつけ雅春、ひうらさとる、ひらのりょう、広江礼威、ふみふみこ、古谷三敏、星里もちる、ぽんとごたんだ、村上たかし、森繁拓真、杜野亜希、ヤマザキマリ、山科ティナ、山中虎鉄、山名沢湖、山本直樹、ゆうきまさみ、吉田戦車、吉本浩二、若杉公徳、私屋カヲル

・寄稿文
いとうせいこう、犬童一心、歌広場淳、小池一夫、水道橋博士、高樹のぶ子、中川大地、中島かずき、中山七里、西田尚美、松江哲明、柳下毅一郎、竜騎士07、牛山茂

・対談
ユースケ・サンタマリア×篠原ともえ
こうの史代×のん
片渕須直×町山智浩

・インタビュー
東出昌大
テアトル東京、呉ポポロシアター、福知山シネマ

・ロングインタビュー
片渕須直、こうの史代、のん、コトリンゴ
細谷佳正、小野大輔、新谷真弓、尾身美詞、潘めぐみ、岩井七世

・映画「この世界の片隅に」好きなシーンランキング

※本文192p(カラー32p+モノクロ160p)

[amazonjs asin=”4575945064″ locale=”JP” title=”ありがとう、うちを見つけてくれて 「この世界の片隅に」公式ファンブック (アクションコミックス)”]

バディ誌にマンガ『じっちゃんの肉人参』(前編)掲載です


 7月21日発売の「バディ」9月号に、新作マンガ『じっちゃんの肉人参』(前編)掲載です。
 白ヒゲ太鼓腹のおじいちゃんが孫息子とヤっちゃう、明るく楽しいゲイエロマンガ。ツボにピンときた方は是非お買い上げを!
 現在「バディ」誌でのマンガ連載は隔月ペースなので、後編は1号飛ばして11月号(9月21日発売)に掲載予定です。
[amazonjs asin=”B07289LMWM” locale=”JP” title=”BAdi(バディ) 2017年 09 月号 雑誌”]

『弟の夫』4巻(完結)7/12発売&サイン会(7/23)のお知らせ


 単行本『弟の夫』4巻(完結)が7月12日に発売になります。
 長いようで短く、短いようで長くも感じられた、この一般マンガ雑誌での初連載作品ですが、無事、理想的な形と長さで完結させることができました。そして私にとって、とても大事な一作となりました。
 既刊単行本をお買い上げの皆さまには、どうもお待たせいたしました、そして未読という方には、この機会に是非まとめてお読みいただければと。

 既刊の3冊と同様に、今回も一部書店さまでは、ペーパー等の特典が付きます。
 これに関しては、情報が解禁になり次第、このエントリーに追加してフォローアップいたします。

《7月10日追記》
 書店さま特典情報が公開されました。一部書店さまでは単行本購入で下記のカードが特典として付きます。

 詳しくはWebアクションの情報ページでご確認ください。
Webアクション:【7/12(水)発売】田亀源五郎先生『弟の夫』完結④巻特典情報


 単行本4巻発売&完結記念に、7月23日(日)に、紀伊國屋書店新宿本店にてサイン会をやらせていただきます。
 要事前申し込みで、参加をご希望の方は紀伊國屋書店のウェブサイトから事前に応募の必要があります。
 応募期間は6月9日〜7月2日。定員オーバーの際は、先着順ではなく抽選となります。
 詳しくは下記リンク先でご確認ください。
紀伊國屋書店:【新宿本店】田亀源五郎先生『弟の夫』④巻発売&完結記念サイン会

《7月14日追記》
 電子版は順次配信されるとおもうので、ご利用の電子書店を各自ご確認ください。とりあえず、Amazon Kindleと紀伊國屋Kinoppyで配信スタートを確認しました。
 Amazon Kindle版はこちら。

 余談。
 振り返ると実に様々なことがあり、思い出語りを始めるときりがなくなりそうですが、ちょっとだけ。
 連載スタート時&単行本1巻発売時には、果たしてこれがどれだけ一般マンガの世界で受け入れられるのか、期待より不安の方が上回っていましたが、思わぬご好評をいただけたり、また、文化庁メディア芸術祭で優秀賞をいただいたり、アングレーム国際マンガ祭のオフィシャル・セレクションに選ばれたり……と、全てがほんの数年前には、全く想像もしていなかった出来事ばかりでした。
 登場キャラクターたちに対する私自身の思いも、ちょっと格別なものがあり、モノガタリ的にはここで終わらせるのがベストの選択だと思いつつも、同時に、これで彼らとサヨナラするのが、とても淋しかったりもします。
 でも、泣いても笑っても、これでお終い。
 今はまだ、ちょっと完結ロスというか、そんな感傷にとらわれたりしていますが、サイン会が終わる頃には、それも軽減していることを願いつつ、また新しい仕事にチャレンジしていきたいと思っております。