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PixivFANBOXで新作ゲイエロマンガ『親友:親友の親父に雌にされて〜最終章』連載開始


 新作マンガ『親友の親父に雌にされて〜最終章:親友』の第1話を、4回に分けてアップロードします。毎週土曜日、12月7日、14日、21日、28日に更新。
 第1回はこちら→https://gengorohtagame.fanbox.cc/posts/8997045

 明雄(アケミ)はついに雌にされた自分の姿を、親友の翔大にさらけ出すのか?
 お楽しみに!

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『外道の家』フランス語版がサド賞を受賞


 マンガ『外道の家』のフランス語版(House of Brutes)が、フランスで2022年度Prix Sade(サド賞)のBD/Manga(コミック)部門を受賞しました。
 英語Wikipediaによると、同賞は現代のリベルタンを表彰する目的で2001年に創設。過去の受賞者にはジャン=ポール・ゴルチエ、荒木経惟、アラン・ロブ=グリエ、沼正三、デニス・クーパーといった著名な人々の他にも、アニエス・ジアール、マヴァド・シャロンといった私の友人たちの名前もありました。
 仏語版元Dynamiteの担当編集氏から、その報告と一緒に受賞会場の写真が送られてきたので、許諾を得てここにアップいたします。

 初の一般向け長編の『弟の夫』では、幸運にも国の内外で様々な賞をいただきましたが、今回はアダルト向け作品での初の受賞ということで、喜びもまたひとしおです。しかもマルキ・ド・サドの名を冠した賞だというのが、これまた嬉しいし光栄。

『外道の家』は、1999年から2007年にかけてゲイ雑誌「バディ」で隔月連載された、大河ゲイSMマンガ。同誌の自由な気風(掲載作に対する内容的な制約が緩かった)を活かして、ゲイ・ポルノグラフィーというジャンルの枠を、どこまで拡大できるかを試みたもので、そういう意味では、それ以前のゲイ雑誌掲載作品と、『弟の夫』以降の一般紙掲載最作品の間の、橋渡し的な意味合いも持つ作品です。
 日本語版単行本は、「バディ」版元のテラ出版から、2007年から2008年にかけて全3巻で発売。ただ一般的な単行本ではなく、「月刊バディ別冊」という形で、しかもごく少部数の出版だったため、現在では絶版、かなりのレア本となっています。

【2022年10月14日追記ここから】
『外道の家』の単行本、ポット出版からの復刻が決定しました! 時期等はまだ未定なので、続報をお待ちください!
【ここまで】

 2010年から2011年にかけて、スペイン語版(La Casa de los Herejes)がCúpula社から発売。こちらは最近増刷もかかった現役の単行本です。今回受賞したフランス語版は、2021年に1巻が、2022年に2巻が発売済みで、もうじき完結巻である3巻が発売予定。フランス語版担当編集氏によると、今回の受賞を受け発売にあたって「サド賞受賞!」のステッカーを用意するとのこと。これでセールスにもブーストがかかると良いのですが。

マンガ『親友の親父に雌にされて』電子版(PDF)配信開始


 2018〜19年に「バディ」誌で連載(全4回)したマンガを、続編発表に併せて、電子版(PDF)の配信を開始しました。
 お求めは下記配信サイトからどうぞ。

Booth >> https://tagame.booth.pm/items/2849773
Digiket >> https://www.digiket.com/work/show/_data/ID=ITM0214919/
DLsite >> https://www.dlsite.com/bl/work/=/product_id/RJ322774.html

白黒マンガ、65ページ、PDF。

大学生、嶋(しま)明雄(あきお)は、親友の父親、道古(どうこ)龍平(りゅうへい)の巨大な股間に目を奪われてしまったことをきっかけに、龍平の雌(ビッチ)になることを誓わされる。龍平は明雄を《アケミ》という女名前で呼び、口舌奉仕や精飲などを仕込んでいく……。

【本文サンプル】

 よろしくお願いいたします!

マンガ『コックサッカー 親友の親父に雌にされて3』FANBOXにて連載開始


 新作ゲイエロマンガ『コックサッカー 親友の親父に雌にされて3』を、pixivFANBOXで連載します。フルカラーコミック。
 この4月はまずパート1を、更に4回に分けて、毎週土曜日(4/3、10、17、24)にアップしますので、お楽しみに!
 パート2の発表時期はまだ未定。

 また、第一章にあたる無印『親友の親父に雌にされて』(バディ掲載作、64ページ)が、まだ単行本未収録のため正規な形で読める方法がない状況を鑑み、電子版をPDFでリリースすることにしました。こちら
 第二章『ベビードール 親友の親父に雌にされて それから』は、既にpixivFANBOXで発表済み。こちら

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『嬲り者《復元完全版》』10月12日発売



 新刊ゲイアダルトマンガの単行本『嬲り者《復元完全版》』が、10月12日にポット出版プラスから発売されます。
 同作は1991〜93年に雑誌「さぶ」に連載された、私の処女長編マンガ。94年にBプロダクトから、直販限定の単行本として発売されました。
 今回の復刊では、旧版のコンテンツは全て収録しつつ、更に白抜き部分を加筆した《復元完全版》でのリリース。ボーナス・コンテンツとして未使用原稿も収録。
アマゾン:嬲り者
版元ドットコム

 版元であるポット出版のサイトでは、先行予約購入者様対象の直筆サイン本サービスがあります。
 2017年9月19日(火)午後1時に予約受け付けスタート。先着50名様となります。
 お申し込みは下記リンク先ページからどうぞ。
ポット出版|嬲り者《復元完全版》

 終了しました!

【復元完全版とは?】
 この作品発表当時の「さぶ」では、局部の修正は全消しがデフォルトでした。『嬲り者』もその基準に合わせて、雑誌掲載時も旧版単行本も白の全消しになっています。
 今回の復刊にあたって、その全消し部分に新規加筆した《完全版》を製作し、その上から新たに、現在の基準に合わせた修正(ポット出版の場合は白棒消し)を入れています。
 実際にどの程度の違いがあるかは、下の比較画像をご覧ください。

(注:これは紙本バージョンの修正サンプルです。電子書籍版は大きめのモザイク修正になります。具体的にどのようなものかは、こちらのページ下方にあるサンプルでご確認ください)
 ではなぜ《復元》なのか? これは、単行本に収録されている新規のあとがきでご確認を。製作当時の裏話などを交えて、いろいろ解説しております。

 電子書籍版も同時配信開始です。
Kindle:嬲り者
 お値段は紙本よりお手ごろになっていますが、局部の修正方法は粗めのモザイクによる全消しになります。
 具体的にどんな感じかは、こちらのページ下方にあるサンプルでご確認ください。

『田舎医者/ポチ』電子版配信開始


 2012年4月に発売されたマンガ単行本『田舎医者/ポチ』が、電子書籍化されて各電子書店での配信がスタートしました。
 内容は中短編集(16〜54ページ)で、収録作は「田舎医者」「スタンディング・オベーション」「傀儡廻(くぐつまわし)」「ポチ」「ジゴロ」「LOVER BOY」「見知らぬ土地で奴隷にされて…」「43階の情事」の計8作。

 電子版には紙本と同じ内容の合冊版と、収録作品それぞれをお手軽な値段で購入できる分冊版(マンガ本編のみ収録。初出一覧とあとがき、プロフィールは入っていません)があります。
 局部修正は紙本と異なり、大きめのモザイクになります。具体的にどのように違うかは、こちらのページ下方にあるサンプルでご確認ください。

 以下、各作品の内容紹介と、代表的な電子書店としてアマゾンKindleへのリンクを貼りますが、楽天Kobo、Google、DMM、他でも配信されているので、普段ご利用の電子書店がありましたら、作品名か著者名で検索して探してください。(アダルト書籍なので要ログインの場合あり)


【紙の本はこちら】
https://amzn.to/3Q3p9K9

【Kindle合冊版】
『田舎医者/ポチ』
 紙本と同じ内容のフルバージョン。
https://amzn.to/3vFMWZK

【Kindle分冊版】

https://amzn.to/3xL4eVC

「田舎医者」
 明るいヤリまくり系ゲイエロ。非SM作品で、自分でもお気に入りの一本。楽しくエロを読みたい方にオススメ。


https://amzn.to/4cZ4xMM

「スタンディング・オベーション」
 拷問系SM。そこそこハードな内容。ガチムチ男子が苦痛に悶絶するのがお好きな方向け。


https://amzn.to/43Vfj2F

「傀儡廻(くぐつまわし)」
 奇想系エロ。内容は、魔太郎がくる+南くんの恋人(笑)。身体縮小フェチの方ならマスト。


https://amzn.to/3W0DMBA

「ポチ」
 羞恥&心理系SM。苦痛要素はなし。SM好きだけど痛いのはパスな方、リーマンもの好きの方、年下に調教されるシチュが好きな方にオススメ。


https://amzn.to/4aA3fGo

「ジゴロ」
 メス堕ち系の凌辱もの。私のマンガでは珍しく細眉茶髪の若者が受け。フェチ要素はガットパンチングなど。


https://amzn.to/3Ui1Wqb

「LOVER BOY」
 非SMのノンケ喰い合意エロエロ。イケメン好き、メガネキャラ好き、ノリ良く楽しく抜きたい方にオススメ。これも自分でもお気に入りの一本。


https://amzn.to/49DeBZ8

「見知らぬ土地で奴隷にされて…」
 ショタ系ハードSM。かなり容赦ない展開なのでご覚悟を。元来は単行本用の描きおろし作品で、他の収録作も読んでいること前提で描いているので、これ単独で読むとオチが判りにくいかも?


https://amzn.to/49CKbGc

「43階の情事」
 リーマン系ハードSM。これだけかなり古い作品なので、他と絵が違います。確か『銀の華』と『外道の家』の間に描いたもの。

5月6日〜14日:北米(ニューヨーク/フィラデルフィア/トロント)イベント参加のお知らせ


『弟の夫』英語版(Pantheon)第1巻が、5月2日に発売されました。つきましては販促を兼ねて、北米で開催されるイベント幾つかに参加いたします。お近くの方、いらっしゃいましたら、どうぞお立ち寄りください。

ニューヨーク

5/4: PEN World Voices Festival “Transcendent Obscenity”パネルに登壇(from 2-3:30pm at Dixon Place, NYC)

5/7: Anyone ComicsでDrink n’ Drawイベント(お酒を飲みながら男性ヌードモデルのデッサン大会をするイベント)開催(from 5-8pm in Crown Heights Brooklyn)

5/9: 紀伊國屋書店ニューヨーク店でサイン会(from 6-8pm, on 6th Ave. at 40th St.)

フィラデルフィア

5/10: Giovanni’s Room/Philly AIDS Thrift Storeでサイン会/読書会/Q&Aイベント(from 6-8pm)

トロント

5/13、14: Toronto Comics Arts Festivalに参加:

5/13
PM 2:00 サイン会(at Reference Library)
PM 4:00 パネル“LGBTQ Comics Abroad”Saturday(at the Marriott Bloor)
PM 7:00 TCAF Queer Mixer (with preview of “Queer Japan” by Graham Kolbeins)(at Glad Day Bookshop

5/14
AM 11:00 サイン会(at Reference Library)
PM 2:45 パネル“Canada 150!”(at the Marriott Bloor)

5/9〜30
田亀源五郎『弟の夫』展(at Reference Library)
(ネーム、下絵、ペン入れ原画、完成原稿プリントなどが展示されます)

サンフランシスコで開催されるクィア・コミック・カンファレンスに出ます


 今週末、サンフランシスコのCalifornia College of the Artsで開催される、Queers & Comics 2017 Conferenceに、キーノート・スピーカー/パネリストとして参加します。

イベント:Queers & Comics 2017 Conference
日程:4月14日(金)〜15日(土)
会場:California College of the Arts、米国サンフランシスコ

 登壇予定パネル:
Queer Manga – History and Cultural Context
14日(金) PM 2:30〜
Keynote
15日(土) PM 7:30〜

詳細は下記公式サイト参照
Queers & Comics 2017 Conference

現地においでの方、よろしかったらお立ち寄りください。

第19 回文化庁メディア芸術祭受賞作品展+トークイベントのお知らせ

mediaart
2月3日(水)~2月14日(日)、第19回文化庁メディア芸術祭受賞作品展が、国立新美術館、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ、スーパー・デラックス、セルバンテス文化センター東京で開催されます。
 つきましては、マンガ部門で優秀賞をいただいた拙『弟の夫』関連も、国立新美術館にて展示されます。ワンブース使ってストーリーの概要や、ネーム>下絵>アナログペン入れ>デジタル仕上げといった作業工程などを、原画や複製原画、プリントや写真などで展示予定。
 入場無料ですし、お時間のある方は是非お立ち寄りください。
http://festival.j-mediaarts.jp/exhibit/outline

 また、2月6日(土)16:00-17:00には、同じく国立新美術館にて受賞者トークイベントに登壇いたします。マンガ家のすがやみつる先生、松田洋子先生とご一緒。
 こちらも、お時間ある方は是非お越しください。
 現在、事前申し込みを受け付け中。詳細は下記リンクにて。
http://festival.j-mediaarts.jp/event/661