『300(スリーハンドレッド)』日本語サイトオープン

300_desktop 前にここで、「もうガチで楽しみにしてるんだが……ちゃんと公開してくれるんでしょうね?」と書いた、フランク・ミラー原作、ザック・スナイダー監督、ジェラルド・バトラー主演の『300』ですが、無事に「2007年初夏ロードショー!」とのことで、日本語サイトがオープンしていました。
 これでホッと一安心(笑)。
 さっそくサイトからステキ壁紙をダウンロードして、デスクトップ・ピクチャに設定してみました。左上の画像がそれ。クリックすると、ちょっと大きくなります。
 ……うふん、なかなかいい感じ。いつものスティーヴ・リーヴス様には少しお休みいただいて、しばらくこっちに浮気しようかな(笑)。
 テルモピュライの戦いの映画というと、過去にも『スパルタ総攻撃』(”The 300 Spartans”/1962年/ルドルフ・マテ監督)があります。
 これは私も、ちょっと前に日本盤DVDが出て初めて見たんですが、いささか地味ではあるものの、真面目に作られた佳品という印象でした。
 正直、俳優にはあまり華はないし、スパルタ軍の格好とかも、古代ギリシャというよりはローマ風に見えるとか、気になる部分もあるんですけどね。でも、風景のスケール感や軍勢の物量感なんかは決して悪くないし、舞台やタイムスパンを拡げすぎないモノガタリは、娯楽作的に骨太で手堅い。マノス・ハジダキスによるちょっとエキゾチックなスコアも、ムード演出に一役買っている感じ。
 史劇好き、男のドラマ好きなら、見て損はないと思うので、よろしかったらご覧あれ。
『スパルタ総攻撃』DVD(amazon.co.jp)
 さて、今度の『300』は、どんな感じになるのかな。
 予告編を見る限りでは、けっこうパンキッシュな感じですけどね、楽しみ楽しみ。

『300(スリーハンドレッド)』日本語サイトオープン」への2件のフィードバック

  1. epiphany

    300 (2007)

    【邦題】スリーハンドレッド(日本:6月公開)
    【あらすじ】フランク・ミラー(『シン・シティ』)による叙事詩的同名グラフィック・ノベルを基に、スパルタ王レオニダス(ジェラルド・バトラー)率いる、わずか300人のスパル…

  2. 300[スリーハンドレッド]を観に行こう!

    スパルタの対外関係

    スパルタを知ることで、映画300[スリーハンドレッド]をより楽しむことができます。被抑圧民の反乱を鎮圧するためにも、勇猛果敢な市民兵軍団を組織する必要があったスパルタは、前6世紀半ばまでにはギリシア屈指の強国へと成長し、周辺のエリス・テゲアなどとペロポ……

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