前に2007年2月16日の記事で、カナダでは私の本が輸入禁制品扱いだということについて触れましたが、先日、アメリカのジャーナリストの方から、このカナダにおける規制に関しての記事を書きたいのだが、意見を聞かせてくれという取材申し込みがありました。
で、Eメールで質問と回答を何度かやりとりしたり、これに直接関連しているH&Oのエディターを紹介したりした後、EDGEというゲイ情報サイトに、O Canada! Customs Routinely Seizes Gay Material as ’Obscene’というタイトルで記事が掲載されました。
ざっと目を通してみると、この規制は基本的にobscene(猥褻)の如何を問う性質のものらしいんですが、にも関わらず、アメリカの有名なゲイ向けフリーペーパーで、基本的には非エロ系の情報誌であり、エロティックという点に関して言えば、日本に持ち込んでも全く問題がないような”Advocate”が巻き込まれていたり、規制の対象がLGBTマテリアルに偏っているのではないかという可能性があったりとか、どうも私が想像していた以上に汎的な問題を呼び起こす可能性のある内容のようです。
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