今日はクリスマス・イブですね、皆さんいかがお過ごしでしょうか。私は仕事で徹夜明けです。明日も明後日も仕事。「クリスマス? なにそれ、美味しいの?」な気分(笑)。
でも昨夜一足先に、熊が作ってくれたチキン・カチャトゥーラと、熊が買ってきてくれたマロンケーキと、近場の輸入食材屋で買ったスパークリング葡萄ジュースと、とうちゃんが買ってきてくれたドーナツで、自宅でまったりクリスマス・イベントをしました。
ゆとりがあったら、飾り付けしたり、音楽選んだり、友達と集まったりとか、そーゆーあれこれも楽しいんですけど、今年はどーにも時間がなくて、お祝いも地味め。
あ〜、でも、しまった、せっかくだから夕飯食べながら、メル・ギブソンの『パッション』か、ビル・ゴールドバーグ主演の『サタンクロース』のDVDでも見りゃ良かった(笑)……って、嫌がらせかって感じもしますけど(笑)。
そんなこんなで明日、25日のクリスマスに、単行本『君よ知るや南の獄』が上下巻揃って発売です。
とはいえ、ゲイショップなどの取り次ぎを通さない直販店では、たぶんもう先週末くらいから店頭に並んでいると思います。ご覧のように、上下巻で赤と緑のクリスマス・カラーなので、プレゼントにも最適(笑)。
逆に一般書店では、年末で取り次ぎが混んでいるとのことで、下手すると店頭に並ぶのは年明けになるかも、とのこと。
ネット書店だと、どうなるんでしょうね、アマゾンでは予約が始まっていますが、ランキングを見るとけっこう集中しているようでもあり、もしかしたら品薄で配送が遅くなる、なんてこともあるかも。遅れてしまったらゴメンナサイ。
ネット注文だと、版元のポット出版さんからも、直接購入できます。国内送料無料なので、こちらもオススメ。版元さんなので、在庫切れの心配もありません。
まあ、ネット通販に関しては、先日の『外道の家・上巻』とは違って、こちらは一般書籍としての流通なので、一般的なネット書店でも問題なく取り扱われるはずです。
さて、この長編マンガは、2003年から2006年にかけて、雑誌『G-men』で連載したものです。
様々な想いを抱いて意欲的に取り組んだ、実に思い出深い一本。そこいらへんの想いについては、例によって後書きで触れています。またこの後書きが長くてね、ほとんどエッセイと化しちゃってます(笑)。
総枚数は700ページで、『銀の華』の824ページには届かず、『PRIDE』の600ページはオーバー。今回発売の単行本も、上巻300ページ下巻400ページの大ヴォリューム。重ねて測ると、厚さ約5センチ。押し花が作れそうです(笑)。
装丁や造本は、今年の春に同じくポット出版さんから出た『田亀源五郎{禁断}作品集』と同様に、今回も、好きな方には末永く愛して頂けるような、そんな感じの本作りを心掛けました。
カバーを付ける代わりに、シンプルなデザインの外箱に入れるというのは、『[禁断]作品集』と同じ。今回の外箱は、ちょっとテクスチャーが入ったオフホワイト。そこに特色で、それぞれ赤と緑の一色刷り。マットなんだけど微かにツヤもあって、素敵な仕上がりになりました。
中身を出すと、こんな感じに。
パキッとした特色三色使いの、ツヤツヤでピカピカな仕上がりです。この本体の装丁に関しては「お任せ!」と言っていただけたので、もう楽しみながら凝らせていただきました(笑)。因みに裏表紙は、こんな感じになっています。
『君よ知るや南の獄・上巻』(amazon.co.jp)
『君よ知るや南の獄・下巻』(amazon.co.jp)