個人的に気になっている新作映画の予告編を、いくつか貼っ付けてみます。
“1612”
17世紀のロシアとポーランドの戦いを描いたロシア映画。どうやら、ロシア大動乱期の末期を飾る、モスクワ解放を描いたものらしいです。
ご贔屓のポーランド人男優、ミハウ・ジェブロフスキーが出演しているんで見つけた映画なんですが、美術や衣装は美しいし、甲冑や戦闘はカッコイイし、スケール感や迫力も申し分なし。オマケに責め場もあるっぽい? う〜、見たい〜!
日本ではまず公開されないだろうし、バジェットも掛かっていそうなのでビデオスルーも難しそうではありますが、検索したらアメリカの配給会社と契約云々というニュースが出てきたので、そのうち米盤DVDが出ないかと期待しております。ロシア盤DVDは見つけたんだけど、残念ながら字幕なしだった…。
“Taras Bulba”
ゴーゴリの『隊長ブーリバ』の、ロシア版新作テレビ映画らしいです。
1962年制作のユル・ブリンナーが出ていたハリウッド版が面白かったので、このロシア版も是非見てみたい。上記の”1612″と比べると、美術やスケール感など全般的に見劣りはしますけど、それでもやっぱり、コサック騎兵の大群が疾走しているのを見ると、そのカッコよさには血が騒ぎます。ハリウッド版でも一番興奮したシーンは、馬で駆けるユル・ブリンナーの元に、騎馬軍団が続々終結してくるところでした。
テレビ映画なら、ひょっとしたらビデオスルーで出てくれるかなぁ…。
“The Fall”
ジェニファー・ロペス主演の『ザ・セル』を撮った、ターセム監督の新作。
ヴィジュアル・インパクトだけが勝負みたいな映画だった『ザ・セル』同様、この新作も、予告編だけでも目の御馳走、美麗画像テンコモリ。普通の日常的なシーンの演出は、決して上手いとは思えない監督だけど、特殊なシーンの美しさは、それだけでもオツリがくる満足感なので、今回もやっぱり期待しちゃいます。予告編に使われている、ベートーベンの七番も好きだし。
これは、前の二つに比べると、公開の可能性あり?
“In the Name of the King: A Dungeon Siege Tale”
ファンタジー映画で、出演がジェイソン・ステイサム、レイ・リオッタ、ロン・パールマン…ってのを見たときは、「おおっ!?」とコーフンしたんですけど、監督がウーヴェ・ボルだと知って…ガックリ(笑)。
ま、内容には期待しないで、レンタル屋さんに並ぶのを待つことにします(笑)。