箱根とか

 家族旅行で箱根に行ってきました。
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 紅葉が真っ盛りで、実に美しかったです。
 箱根ガラスの森美術館というところに、初めて行きました。
 ヴェネツィアン・グラスの数々とか、ヨーロッパ調の庭園とか、なかなか美しかったんですが、敷地内に「この奥で、サンタさんが寝ています! 起こさないでね!」なんつー、メルヒェンな表示があったもんだから、どんなもんじゃい、と見に行ったら……
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 ……。
 え〜っと、何か死体みたいで、ちょっとコワイです、これ(笑)。
 仙石原のススキも満開(……ってゆ〜のか??)でした。
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 ススキというと、何となく「銀」というイメージでしたが、こうして見ると「黄金」な感じです。
 ススキを見た後は、元箱根石仏群へ。
 ひっそりとした池の周囲に、鎌倉時代の石仏や石塔が点在している史跡です。
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 前にも一度来たことがあり、その時も、その荒涼とした佇まいが、何だかあの世ちっくだな〜、なんて感じたんですが、今回、そのときには閉じていて入れなかった隣接の資料館に入ったところ、「かつて箱根は地獄だった」とゆーあおり文句と共に、地獄のパノラマ展示がありました。
 う〜ん、やっぱりそれ系だったか。
 旅行の手配は兄夫婦が全てしてくれたんですが、家族旅行にこーゆー場所を選ぶセンスがステキ(笑)。
 資料館を見た後は、池に沿って地獄巡り。
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 六道地蔵だの八百比丘尼の墓だの、ステキポイントがいっぱい。
 歴史好きの父は大喜び。同じく歴史好きの母も、口では「気味の悪い場所ねぇ」とか言いつつ、しっかり写真は撮りまくっていました(笑)。
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 とまあ、和やかに楽しく巡っていたんですけど、その途中、遊歩道の砂利の上に、トンデモナイモノを見つけてしまいました……。
 これ(微グロ注意)なんですけど……え〜っと、これはもしかして、流産した犬の胎児……?
 ビックリして皆を呼んだら、家族中から「お前は何てものを見つけるんだ!」と責められてしまった……。
 でも、このまま放置されているのは可哀想なので、ティッシュに包んで、近くの草むらに埋葬してきました。

 というわけで、とんだオチのついた霊場巡りでしたが、その後はお蕎麦なんぞを食べて、実家にもちょっと立ち寄り、ついでに兄夫婦の家にも寄って猫と遊んだりしてから、夜には帰宅しました。