フランスでのインタビュー、追補

 パリで受けたインタビュー取材映像が、ウェブ上で公開されています。
 こちら
 日本語音声・フランス語字幕付きなので、日本の方には問題なくお楽しみいただけるかと(笑)。
 しかし、昔は自分の録音された声を聞いたり、動くビデオ映像を見たりするのは大嫌いだったんですけど、これも慣れがあるんですね。最近では、そういうのを聞いたり見たりすることに、あまり抵抗がなくなってきました(笑)。
Paris_christoph インタビューの収録は、ギャラリーのある建物のパティオで行われました。
 写真向かって左がディレクターのクリストフ(着やせして見えますが、脱ぐとすごいマッチョで、肩に見事なタトーゥーが入っているセクシー・ガイ)、右の青いTシャツの彼がインタビュアー。
 インタビューは、インタビュアーが英語で尋ねる質問に、私が日本語で答えるという形式だったので、英語脳と日本語脳の切り替えが上手くいかなくて、ちょいとシドロモドロ気味になっちゃってますね。つまり、英語で尋ねられるもんだから、反射的に回答も英語で考えてしまい、それを日本語に訳しながら喋る……みたいな感じになっちゃいまして……なぁんて説明すると、私がすごいバイリンガルみたいですけど、じっさいのところ私の英語力は、旅行英会話レベルのメチャクチャなものなので、誤解なされないように(笑)。
 あと、自分の左斜め前にカメラ、右斜め前にインタビュアー、正面は何もなし、という状況だったので、話すときにどこ(誰)を見ていればいいものやら……。そのせいで、目が泳ぎまくっています(笑)。
 途中で、質問を繰り返す云々とブツクサ言ってるのは、事前にクリストフから、「このインタビューでは質問者の音声は入らないから、例えば『好きな色は?』と聞かれたら、『赤』と答えるんじゃなくて、『好きな色は、赤です』って、何が質問されたのかが判るように答えてね」と言われていたのに、それを失念して喋りはじめちゃったからです(笑)。
 このインタビューの長尺+英語字幕版が、後日、クリストフの個人サイトにもアップされるそうです。
 こちら
 私のところは、まだcoming soonになってますが、既に公開されているコンテンツが、硬軟取り混ぜてなかなかスゴい面子なので、ぜひご覧あれ。
 ゲイ・エロティック・アート関係だと、画家(マンガ家)のローガンやカメラマンのリック・カストロ、ゲイ・ポルノ・スターのフランソワ・サガット、ファインアート系ではピエール・モリニエにジェフ・クーンズ、俳優のトミー・リー・ジョーンズやジャンヌ・モローやティルダ・スウィントン、映画監督のウィリアム・フリードキン、作曲家のハワード・ショア、ファッション・デザイナーのカール・ラガーフェルド、ホラー作家のポピー・Z・ブライトまで。
 こういった面々が一堂にずらずら並ぶあたりの感覚が、フランスの良いところですな。
 因みにクリストフは、宮崎駿の大ファンでありまして、私が『崖の上のポニョ』をまだ見ていないと言ったら、「どうして見ないんだ、ダメじゃないか!」と諭されました(笑)。