この問題に関して、私個人のスタンスは「断固反対」であり、自分に出来うる行動も既に済ませました。
ただ、現在この問題が進行中であり、残された時間が少ないことを、まだご存じでない方がいらして、そして結果が出た後、悪い方向へと進んでしまってから、初めて「知らなかったから、何もできなかった」と後悔なさることがないよう、及ばずながら情報の流布の一助になれば良いと思い、当エントリーを書くことにしました。
まず、この問題に関して「初耳だ」という方に向けて、どういう問題がどのような状況下で進行しているのかが、判りやすくまとまっているウェブページに、以下に目的別に分けて、幾つかリンクを貼っておきます。
[最初に全体像をざっと把握したい]
都条例「非実在青少年」規制問題について
〜編集家・竹熊健太郎氏ブログ「たけくまメモ」、および明治大学国際日本学科准教授・藤本由香里氏のmixi日記より
[条例が可決した場合、何かが起こりうるのか、そのシミュレーションを知りたい]
「非実在青少年」はこのように規制される(だろう)
〜漫棚通信ブログ版より
[現在進行中の、より詳細で具体的な情報が欲しい]
東京都青少年健全育成条例改正問題のまとめサイト
[反対したい場合、自分に何が出来るか、どうすればいいのかを知りたい]
「非実在青少年」規制問題・対策まとめ
[文化人や著名人の反応を知りたい]
(煩雑になるので、上記のリンク先にあるもの以外で、私が特に興味深く思ったものをピックアップしました)
緊急提言!都の「青少年育成条例」改正案にモノ申す!
〜評論家・山田五郎氏によるラジオ音声。条例の持つ根本的な「おかしさ」について、判りやすく楽しく解説してくれています。オススメ。
残り100時間で出来ること、他
〜マンガ家・野上武志氏による現場からの提言
なお、マンガ家や作家として活動していらっしゃる方で、尚出して反対意見表明・反対署名をしたい場合。
大手や中堅の出版社では、それぞれの編集部単位で各作家さんの意見を求め、最終的に取りまとめが行われる模様ですが、残念ながら、私の周囲のゲイ雑誌やBL雑誌などでは、そういった動きは見られません。
ただ、太田出版さんが、現在「東京都『青少年育成条例改正案』への反対署名」を募っておられるので、そちらを通じて反対署名が可能です。
東京都「青少年育成条例改正案」への反対署名について
〜太田出版ホームページ。Eメールによる署名、本日16時まで。
もう一つ、Twitterのアカウントをお持ちの方は、小学館IKKI編集長氏が、「東京都青少年育成条例の改正案/疑義・反対 作家リストへの掲載」を、ツイートで受け付けておられましたが、既に本日10時までというタイムリミットを過ぎてしまいました。参考までに、該当ツイートへのリンクのみ貼っておきます。
日本書籍出版協会のほうで、「東京都青少年育成条例の改正案/疑義・反対 作家リスト」の作成を始めました
長くなったので、ここは告知だけにして、この問題に関する私見に関しては、項目を分けます。