先ほど「バディ」編集長氏のブログでもご報告がありましたが、今月20日発売の「バディ6月号」掲載予定だったマンガ、『田舎医者(後編)』ですが、先月末、締め切り前に右手が腱鞘炎になり、絵を描ける状態ではなくなってしまったために、編集部にご相談した結果、一回休載ということにさせていただきました。
これで完結編となるところ、楽しみにしていてくださっている読者の皆様と、ご迷惑をおかけしてしまったバディ編集部の皆様に、この場を借りてお詫び申し上げます。
腱鞘炎の方は、一時期は絵を描くことはおろか、マウスを持つこともできないほど痛みましたが、現在では既に本復しておりますので、ご心配はご無用にお願いいたします。
発症時、このままでは締め切りに間に合わなさそうだと見込まれた段階で、早めに担当編集氏にご相談して、やはり早めに休載という措置をとっていただけたおかげで、それ以上の無理をしないで済んだのが、スムーズな回復へと繋がったのではないかと思います。
それにしても、腱鞘炎なるものは初めての経験だったので(今まではどんなに無理をしても、鉛筆を持てなくなるほど痛むようなことにはなりませんでした)、症状が最も酷かった時期は、メンタル面でかなりこたえました。このまま絵を描けなくなるんじゃないか、とか、直ったと思っても再び描き始めたら、またすぐ痛むようになるんじゃないか、とか。
というわけで、少し休んでからマンガ作業を再開したとき、痛みが戻ってこなかったのには、心底ホッとしました。
そんなこんなで、『田舎医者(後編)』の掲載は、来月発売の7月号になります。
上に載せた下絵でお判りのように、モブが多くて作画が厄介な回ですが(笑)、頑張って作業中ですので、来月までいましばらくお待ち下さいませ。