本日発売の「バディ」2月号で、短期連載マンガ『長持の中』が完結です。
まあ最終回ともなれば、ここで見所がアレコレとか言うより、どうぞ掲載誌を手にとってご覧下さいませ、ってな感じですが、作者としては、当初のプラン通りに全体を纏めることができて、仕上がりの手応えも満足度もバッチリ、というところです(笑)。
マニアックな視点での見所では、デジタルによるアナログ風トーン削り効果をご覧じろ、とか(笑)。
この『長持の中』ですが、連載開始時にこのブログでも書いたように、昔から温めていた『おもちゃのくに(仮題)』という話の、イントロ部分をアレンジし直したものですが、オリジナルのプロットでは、主人公の年齢がもっと幼く、虐待するのも義父ではなく傴僂の番頭で、更に長持も出てきません。
まあちょっと、発表するには色々アレな要素が多く、ハードルが高そうだったので、スパッと頭を切り換えて、今回『長持の中』という別作品にしてみたわけですが、前述したように、結果は満足のいくものになったかな、と。
というわけで、この『長持の中』、完結を機に、宜しかったら改めて第一話からまとめて通読していただけると、よりお楽しみいただけるのではないかと思います。
Badi (バディ) 2011年 02月号 [雑誌] 価格:¥ 1,500(税込) 発売日:2010-12-21 |
さて、来月の「バディ」のマンガは、またちょいと趣を変えて、アダルト二人によるじっくりとした絡みモノを、数回に分けて描いてみようと思っています。
お楽しみにお待ち下さ…って、実はまだタイトルが決まってない。ヤバい(笑)。