ION AUDIO TAPE EXPRESS TAPEEXPRESS 価格:¥ 7,350(税込) 発売日:2010-04-30 |
PCにUSB接続できるウォークマン型のカセットプレイヤーを買いました。
昔、旅行先で買った外国のカセットテープの音源を、テープがいかれちゃう前にデジタル化しておきたいな〜、と思いまして。
機械の造りはけっこうちゃちいけど、値段(割引価格で5000円前後)を考えれば、良しとしましょう(笑)。
私的なメリットは、まず設置型ではないので、作業時に場所をとらないところ。電源がUSB供給なので、アダプターいらずなのもマル(単3乾電池2本でも駆動可)。
専用ソフトも付随していますが、Macだとそれをインストールしなくても、OSデフォルトのドライバーでちゃんと機器を認識してくれます。というわけで、ソフトはインストールせずに、録音はQuickTimeProかGarageBandか、どちらかでやることにしました。
ちょいと両方試してみたところ、操作性と後編集のやりやすさから、ガレバンに決定。プレイヤーはオートリバース機能付きなので、1本丸々ガレバンで録音しちゃってから、後から曲単位で切り出すのも可能。
機器をMac本体のUSB端子に接続して、新規プロジェクト作成。リアル音源トラックを作成して、入力源をUSB PuP Audio Deviceに指定。あとはカセットのプレイボタンを押して、入力レベルの調節をしたら、最初に巻き戻してカセット再生、ガレバンで録音。
ここいらへんは、ガレバンの扱いに慣れていれば簡単至極なんですが、ガレバン使わない方にはニーズがあるかも知れないので、後日図解つきのHow To記事でも書きましょうかね(笑)。
カセットプレイヤーにはイヤホン端子が付いているので、私はそれを外部スピーカーに繋いでモニタにしました。最初はガレバンでモニタリングしてみたんですが、フィードバック云々のエラーメッセージが出てしまったので。
さ〜、これでかつて旅行先で買った色んな国のカセットの中から、お気に入りだったヤツをデジタル化するのだ!
……とはいえ、カセットがこんな感じで12ケース分あるので、
まだまだ先は長いであります。ノンビリしているあいだにOSが変わって機器が対応しなくなった……なんてならないように気をつけなきゃ(笑)。
余談。
今回ちょいと困ったのが、ガレバンで録音用のプロジェクト名を何と付けようか、ということ。
なんせ私がデジタル化したいカセットテープは、表記がアラビア文字やらタイ文字やらオンリーで、アーティスト名も曲名もロクに読めない……ってなパターンが多いもんで(笑)。
で、ふと思いついて、Wikipediaでアラビア文字の一覧表を探して、カセットのジャケと見比べながら、1文字1文字見つけ出してはコピペしていく……という方法で、何とかアーティスト名らしいものをアラビア文字で組んでみました。
で、それを再度丸ごと検索窓にコピペしてググったところ……!
このカセットは……
Saied Khalifa سيد خليفةと判明、しかも動画発見!
そしてこっちのカセットも……
同様にAbu Arky Bakhit ابو عركى البخيتで、やはり動画が!
インターネットってすごい!!!
これ、どちらも19年前にエジプトのアスワンで買った、スーダン音楽のカセットテープなんですが、いや〜、こんな便利な世の中になるなんて、あの頃は夢にも思わなかったなぁ……。
まったく私も歳くったもんです(笑)。