ちょっと宣伝、ファスビンダーとか西太后とか

 6月10日、ドイツの映画監督、故ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー(ゲイ)の命日に、Ustreamで放送されたトークライブ『ファスビンダーの白鳥の歌』にゲストとして出演させていただきまして、そのアーカイブ映像が公開されました
 後日、Ustreamのアーカイブは削除されたので、改めてYouTubeにアップされたクリップを貼っておきます。設定が埋め込み無効なのでリンクのみ。

YouTube:ファスビンダーの白鳥の歌

 東京国際大学准教授のドイツ映画研究家で、ファスビンダー研究&字幕翻訳なども手掛けていらっしゃる、渋谷哲也先生の胸を借りて、私が偏愛する遺作『ケレル』(ジャン・ジュネ原作のゲイ映画)を中心に、クィア&死という切り口で、『自由の代償』(トラウマものゲイ映画)、『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』(レズビアンもの)、『悪魔のやから』(変な映画w)、『13回の新月のある年に』(TGもの)などについて、かなり好き勝手に喋らせていただいております。
 一時間以上ありますが、お時間ありましたらご覧ください。私の妄言はともかく(笑)、渋谷先生のファスビンダー解説を拝聴するだけでも鑑賞の価値は大。

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 もう1つ、本日発売のレディースコミック誌「まんが グリム童話デラックス vol.74」に、2007年に描いた旧作『落日〜西太后と東太后』が再録されております。
 ゲイものではないですし、歴史物とレディコミ的なお約束の狭間で、制作時にかなり悩んだ作品でして、更にちょうど自分の絵に迷いが出ていた時期ということもあって、改めて読み直すと、我ながらあれこれ思うところも多い作品ではあるんですが、よろしかったらお読みください。

まんがグリム童話デラックス 74 (恐怖の快楽 2013年07月号増刊) [雑誌] まんがグリム童話デラックス 74 (恐怖の快楽 2013年07月号増刊) [雑誌]
価格:¥ 720(税込)
発売日:2013-06-14