「美術手帖」4月号(メンズ・ヌード特集)に寄稿

bitecho-mensnude
 現在発売中の雑誌「美術手帖」(メンズ・ヌード特集号)で、インタビュー形式で日本のゲイ・エロティック・アート史の解説しております。
 編集氏のお話によると、今までなかった特集だけに果たしてどうかという声もあったそうですが、売れ行き好調とのこと。古典から現代美術、はたまたマンガなどのポップカルチャーまで、幅広く扱ってきた伝統ある美術雑誌にして、男性ヌードの特集が初めてだというのは、正直言って遅れているという気がしなくもないんですが、でも良い先例を残せたのは良かった。
 また、美術雑誌がこういう特集を組むにあたって、日本国内のゲイアートも取り上げようという発想が出てきたこと自体は、大いに喜ばしい変化だと思います。13年前に私が『日本のゲイ・エロティック・アート vol.1』を出したときは、どの美術系雑誌からも黙殺されましたからねぇ……。
 というわけで、よろしかったら一冊お買い求めを!
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