2007年にポット出版から発売された単行本、『田亀源五郎【禁断】作品集』が、電子版になって3月25日から配信スタートです。
電子版には、紙本と同じ内容の《合冊版》の他、それぞれの作品のバラ売りとなる《分冊版》があります。
なお、ポット出版からの電子版は、 先月の『奴隷調教合宿』、今月の『田亀源五郎【禁断】作品集』に続き、来月以降も毎月1タイトルずつリリースされる予定。
詳しいスケジュールは、下記のページをご覧ください。
ポット出版ニュース:田亀源五郎作品の既刊電子版、配信スケジュール決定!
【ご注意】
①電子版は紙版より安価になります
②局部修正は、紙本は白の細線消しなのに対して、電子版ではモザイク処理となり、修正面積も広くなります。このページにある比較サンプル画像でご確認ください。
③分冊版には、紙本や合冊版に収録されている「あとがき」や、初出一覧やプロフィールといったデータページは収録されていません。
【紙の本はこちら】
電子版は、以下の10種類が同時発売となります。
①紙本と同内容の合冊版
収録作品のほとんどがゲイSM専門誌に掲載されたもの(つまり普通のゲイ雑誌だと掲載NGになりそうな残酷描写を含むハードコアBDSM作品)なのでご注意ください。
②「闘技場〜アリーナ」分冊版
地下総合格闘技+レイプ+洗脳もの。バイオレンス描写あり、残酷描写なし。『禁断』収録作中では比較的ソフトかも。
③「瓜盗人」分冊版
野晒し刑にされた武士を描いた時代物。羞恥+無残。これも『禁断』収録作中では比較的ソフト。
④「KRANKE」分冊版
若めイケメン系キャラが主人公の医療SMもの。流血描写とかはありませんが、話の内容はかなりダーク&アモラルです。
⑤「猛き血潮 中里和馬の場合」分冊版
日中戦争を舞台に軍人を主人公にした拷問もの。残酷描写あり。1950〜60年代の雑誌「風俗綺譚」で活躍したゲイSM作家、芦立鋭吉氏に捧げたオマージュ的な作品。
⑥「猛き血潮 坂田彦造の場合」分冊版
明治時代のヤクザを主人公にした拷問もの。残酷描写あり。無残の美学と純愛を融合した、私が自分で《スプラッタ・プラトニック》と呼んでいるジャンルの作品。私が敬愛する往年のゲイ・アーティスト、船山三四氏へのオマージュ。
⑦「NIGHTMARE」分冊版
ヒゲマッチョが主人公の拷問もの。軍隊要素&綺譚要素あり。
⑧「ZENITH」分冊版
いちおうSF。でもかなりハードな内容なので要注意。『家畜人ヤプー』的な人体改造あり。
⑨「だるま憲兵」分冊版
ガチムチ軍人を主人公にした残酷もの。私の作品中でも最もハードな作品の一つなので要注意。切断&猟奇要素あり。でもストーリーもちゃんとあります。
⑩「衣川異聞」分冊版
時代物。弁慶と義経の伝説を無残物語に仕上げた、これも《スプラッタ・プラトニック》作品。