単行本『弟の夫』4巻(完結)が7月12日に発売になります。
長いようで短く、短いようで長くも感じられた、この一般マンガ雑誌での初連載作品ですが、無事、理想的な形と長さで完結させることができました。そして私にとって、とても大事な一作となりました。
既刊単行本をお買い上げの皆さまには、どうもお待たせいたしました、そして未読という方には、この機会に是非まとめてお読みいただければと。
既刊の3冊と同様に、今回も一部書店さまでは、ペーパー等の特典が付きます。
これに関しては、情報が解禁になり次第、このエントリーに追加してフォローアップいたします。
《7月10日追記》
書店さま特典情報が公開されました。一部書店さまでは単行本購入で下記のカードが特典として付きます。
詳しくはWebアクションの情報ページでご確認ください。
Webアクション:【7/12(水)発売】田亀源五郎先生『弟の夫』完結④巻特典情報
単行本4巻発売&完結記念に、7月23日(日)に、紀伊國屋書店新宿本店にてサイン会をやらせていただきます。
要事前申し込みで、参加をご希望の方は紀伊國屋書店のウェブサイトから事前に応募の必要があります。
応募期間は6月9日〜7月2日。定員オーバーの際は、先着順ではなく抽選となります。
詳しくは下記リンク先でご確認ください。
紀伊國屋書店:【新宿本店】田亀源五郎先生『弟の夫』④巻発売&完結記念サイン会
《7月14日追記》
電子版は順次配信されるとおもうので、ご利用の電子書店を各自ご確認ください。とりあえず、Amazon Kindleと紀伊國屋Kinoppyで配信スタートを確認しました。
Amazon Kindle版はこちら。
余談。
振り返ると実に様々なことがあり、思い出語りを始めるときりがなくなりそうですが、ちょっとだけ。
連載スタート時&単行本1巻発売時には、果たしてこれがどれだけ一般マンガの世界で受け入れられるのか、期待より不安の方が上回っていましたが、思わぬご好評をいただけたり、また、文化庁メディア芸術祭で優秀賞をいただいたり、アングレーム国際マンガ祭のオフィシャル・セレクションに選ばれたり……と、全てがほんの数年前には、全く想像もしていなかった出来事ばかりでした。
登場キャラクターたちに対する私自身の思いも、ちょっと格別なものがあり、モノガタリ的にはここで終わらせるのがベストの選択だと思いつつも、同時に、これで彼らとサヨナラするのが、とても淋しかったりもします。
でも、泣いても笑っても、これでお終い。
今はまだ、ちょっと完結ロスというか、そんな感傷にとらわれたりしていますが、サイン会が終わる頃には、それも軽減していることを願いつつ、また新しい仕事にチャレンジしていきたいと思っております。