2024年パリ個展レポート

 2024年のパリ個展(Big in Japan)は、持参した描きおろし新作はほぼ完売、前回以前からギャラリーに預けてあった旧作もかなりの数が売れ、お手頃価格の非限定数プリントや、ノベルティ的なオリジナル・ワッペンも好評で、私もギャラリーも一緒に「大成功!」と喜べる結果になりました。
 ありがとうございます。

 以下、XほかSNSにリアルタイムで投稿していたレポートを、幾つかまとめて。





 まとめると、
・2007年の初パリ個展以来、およそ2年に一度のペースで個展をしてきたところ、2017年の個展以降、新型コロナ禍などの影響もあり、今回の個展が7年ぶりと、久々に間が空いたこと
・ここ数年、拙マンガの仏語翻訳出版が、全年齢向けはAkata社から、アダルト向けはDynamite社から、それぞれコンスタントに刊行され続けていること
・今回からギャラリーが変わり、以前の予約制のクローズドな場所ではなく、通りに面した場所になったこと
・ギャラリー側が主にゲイ・コミュニティ(特にベア系コミュニティ)に向けて、熱心に宣伝してくれたこと(その一方で客層に偏りは出た印象)
・新規作品を戦略的に、販売価格帯や作品傾向などでグルーピングして制作・持参したこと
……などが好結果に繋がったのかな、と。

 さて、次の個展はいつになりますやら。