更新が遅くなりましたが、4月25日発売の「月刊アクション」6月号に、連載マンガ『弟の夫』第17話「わさびアイス」掲載です。一行はまだ温泉旅行中。
是非一冊、お買い求めくださいませ。
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あと、東京レインボープライド2016と、『弟の夫』のコラボ缶バッジができました。
販売場所の情報などが私の方には入ってきていないので、どこで購入できるのかが判りませんが、とりあえず先日のトークショー会場では販売されていたので、おそらく今週末のフェスタとプライドパレードでも、会場のどこかで販売されるのではないかと。事前のお話では、紀伊國屋書店新宿本店で開催中の「LGBTを知る100冊」フェアでも販売するとのことですが、続報はなく実際に販売があるかどうかは申し訳ないけれど不明です。
まぁ、どこかで見かけたらラッキーだと思って、どうか迷わずゲットしてください!(笑)
“Passion of Gengoroh Tagame”、増補改訂ハードカバー版で復刊
2013年にPicture Boxから出た英語版単行本”Passion of Gengoroh Tagame: Master of Gay Erotic Manga”ですが、その直後に同社が出版事業から撤退したために絶版となり、ここ数年アマゾン等でもプレミア価格になっていました。
それがこのたび、版元をBruno Gmünderに替えて、新たに増補改訂ハードカバー版として復刊しました!
サイズは日本のマンガ週刊誌などと同じB5版。厚さ3センチ以上、重さも1キロ以上という、どっしりとした高級感がある仕上がり。
装丁は最初のバージョンと同じく、ブックデザイン界の鬼才チップ・キッドによるもの。カバー付きハードカバーという特性を活かして、見返しや本体表紙、カバー裏にも色々と仕掛けがある、とてもカッコいい装丁にしていただきました。ぜひ下の写真や動画をチェックしてください。
旧版との違いは、装丁以外にも幾つかありますが、見逃せないポイントは主に3つ。
1) 新規にカラーイラスト16ページを追加収録。日本のゲイ雑誌等で既に発表したものが殆どですが、この本のための新規描きおろしも収録。既発表の作品も、サイズ大きい+印刷美麗+もちろん無修正版ということで、ご存じの方&初出をお持ちの方でも、充分お楽しみいただけるかと。
2) この復刊にあたって、新たにエッセイを書き下ろしました(英訳されちゃってますが……)。最初の英語版単行本発行に至るあれこれの思いとか、それによってもたらされた変化、過去のキャリアや今後の抱負などを綴っております。
3) 印刷品質が改善されました。2013年のPicture Box版では、版元側のデータ処理のミスによって、幾つかのページでトーンのモアレや描線の荒れが出てしまっていたんですが、復刊にあたってそれらを回避修正しています。『鬼祓え』『田舎医者』のページを旧版と比較していただければ、その差と質的な向上が良く判ると思います。それ以外のページでも、本文用紙がより滑らかな紙肌のものになっていることもあり、全体的に黒ベタの締まり、描線のヌキやトーンの網点など細部の再現性が、旧版と比べて著しく向上しています。版型の大きさも手伝って、この美麗さはかなり理想的な仕上がりに。
もちろん旧版のコンテンツである、マンガ7本(『Hairy Oracle』『闘技場〜アリーナ』『鬼祓え』『田舎医者』『スタンディング・オベーション』『ミッシング Missing』、この単行本オリジナルの描きおろし『Class Act』とその下絵)、エドマンド・ホワイトによる序文、チップ・キッドのエッセイ、グレアム・コルベインスによる解説などは、この新版にも変わらず収録されています。
ご購入は日本のアマゾンでも注文可能です。
現時点では品切れ入荷待ち状態ですが、これは元来4月頭を予定してたワールドリリースが、諸般の事情で5月頭に変更になったせいかと。海外のアマゾンでは既にステータスは在庫ありになっているところもあるので、日本でもおいおい補充されるのではと予想。
ただ、日本のアマゾンはカタログに取り扱いがあっても、後になって急になくなったりもするので、万全を期すという方は、アメリカやイギリスのアマゾンでの購入の方が確実かも知れません。
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『弟の夫』第16話掲載です
「美術手帖」4月号(メンズ・ヌード特集)に寄稿
現在発売中の雑誌「美術手帖」(メンズ・ヌード特集号)で、インタビュー形式で日本のゲイ・エロティック・アート史の解説しております。
編集氏のお話によると、今までなかった特集だけに果たしてどうかという声もあったそうですが、売れ行き好調とのこと。古典から現代美術、はたまたマンガなどのポップカルチャーまで、幅広く扱ってきた伝統ある美術雑誌にして、男性ヌードの特集が初めてだというのは、正直言って遅れているという気がしなくもないんですが、でも良い先例を残せたのは良かった。
また、美術雑誌がこういう特集を組むにあたって、日本国内のゲイアートも取り上げようという発想が出てきたこと自体は、大いに喜ばしい変化だと思います。13年前に私が『日本のゲイ・エロティック・アート vol.1』を出したときは、どの美術系雑誌からも黙殺されましたからねぇ……。
というわけで、よろしかったら一冊お買い求めを!
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「ドラマ秘宝 vol.2」にテキスト寄稿
『弟の夫』第15話掲載です
2月25日発売の「月刊アクション」4月号に、『弟の夫』第15話「悩む」掲載です。
昨年暮れに、パリ個展のための海外渡航と単行本2巻の準備が続いたために、先月と先々月は2回連続で連載をお休みさせていただきましたが、この号からまた従来の連載ペースに復帰です。というわけで、画像もそれに絡めたコマをチョイス。
雑誌表紙&カラーページも描かせていただきましたし、単行本2巻の続きがそのまま読めますので、記念も兼ねて是非お買い上げいただければと。
マンガが連載できて単行本を出せるのも、掲載誌があってこそ。皆様よろしくお願いいたします!
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『プラネット・ブロブディンナグ』第4話掲載です
第19 回文化庁メディア芸術祭受賞作品展+トークイベントのお知らせ
2月3日(水)~2月14日(日)、第19回文化庁メディア芸術祭受賞作品展が、国立新美術館、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ、スーパー・デラックス、セルバンテス文化センター東京で開催されます。
つきましては、マンガ部門で優秀賞をいただいた拙『弟の夫』関連も、国立新美術館にて展示されます。ワンブース使ってストーリーの概要や、ネーム>下絵>アナログペン入れ>デジタル仕上げといった作業工程などを、原画や複製原画、プリントや写真などで展示予定。
入場無料ですし、お時間のある方は是非お立ち寄りください。
http://festival.j-mediaarts.jp/exhibit/outline
また、2月6日(土)16:00-17:00には、同じく国立新美術館にて受賞者トークイベントに登壇いたします。マンガ家のすがやみつる先生、松田洋子先生とご一緒。
こちらも、お時間ある方は是非お越しください。
現在、事前申し込みを受け付け中。詳細は下記リンクにて。
http://festival.j-mediaarts.jp/event/661
「映画秘宝」3月号、ベスト&トホホ参加
現在発売中の「映画秘宝」3月号で、2015年度版ベスト&トホホ10に参加しております。ベスト10、トホホ3、ベストシーン、ベストガイ、ベストガールへの投票と、各々に関するコメント掲載。死んでほしい奴は、今回はスルー。
あと、大西祥平さんの漫ぶらぁ〜 of the Year 2015でも、『弟の夫』に賞をいただきました。ありがとうございます!
アマゾンでは既に売り切れですが、お近くの本屋にありましたら、是非お買い求めを。
長野剛さんが描く、すこぶるカッコ良い『マッドマックス 怒りのデス・ロード』イラスト表紙は、表紙をめくると中に文字抜きイラストのみバージョンがある仕様なので、切り取ればそのまま額装も可能。この絵一枚のために買っても惜しくないくらい!
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