パリ絵画館の企画展『L’Art de l’amour au temps des Geishas』で作品展示

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 本日からスタートする、パリ絵画館(la Pinacothèque de Paris)の企画展『L’Art de l’amour au temps des Geishas (The Art of Love in the Time of Geishas)』で、カラーのアクリル画やマンガの原画など。拙作品数点が展示されます。
 展示を企画したスイス、ルガーノのミュージアムから、先日のボローニャ個展でお世話になったパオラを通じてのオファー。
 会期は2014年11月6日から2015年1月15日まで。期間中にパリにいらっしゃる方は、是非お立ち寄りくださいませ。

詳細:http://www.pinacotheque.com/no_cache/en/home/exhibitions/upcoming-exhibitions/the-art-of-love-in-the-time-of-geishas.html

【追記】AFP通信のニュース動画で紹介されました。拙作品が展示されている様子、冒頭でバッチリ映っています。嬉しい(笑)。

ちょっと宣伝、『弟の夫』第二話掲載です

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 昨日発売の「月刊アクション」12月号に、連載マンガ『弟の夫』第二話掲載です。
 最初はおっかなびっくりだった夏菜を描くのが(いや、いかんせん少女キャラは今まで描いた事なかったんで……)、最近は楽しくなってきた今日この頃(笑)。弥一やマイクは、いつものノリでスラスラ描けるんですが、それでも今までのマンガではあまり描いてこなかったような表情なんかもあって、日々新しいことに挑戦気分。

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 今回の扉絵は、割り箸ペンで描いてみました。
 すこしぎこちない感じの線にしてみたかったんですが、思ったほどはぎこちなくならず(笑)。でも描線に味が出たので、まぁいいかと。グレー部分は、CLIP STUDIO PAINTで着色したものを、Photoshopで網点化。

 というわけで、是非一冊お買い求めくださいまし。
 月刊アクションのサイトで第一話の無料公開も始まったので、前号を読み逃していても、今ならまだ間に合います!
http://webaction.jp/monthly_action/
 あと、今号では読者ページに、前号の反響を受けての作者メッセージなんかも、ちらりと載っていたりするので、そちらもお見逃しなく。
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ちょっと宣伝、「映画秘宝」12月号にインタビュー掲載です

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 本日発売の雑誌「映画秘宝」12月号に、インタビュー掲載です。大西祥平さんのレギュラーコーナー、「ニュー漫画大学 秘宝分校」にて。
 インタビューの中身は、先月「月刊アクション」で連載スタートしたマンガ『弟の夫』について。

 インタビュアーの大西さんは、まだ面識のなかった頃から、お仕事を拝見してリスペクトしていた方ですし、また、私の仕事がまだゲイ雑誌以外の媒体では殆ど紹介されていなかった頃、初めてインタビュー(媒体は雑誌『スナイパーEVE』)を申し込んでくださった方でもあります。いま確認したら、あれからもう12年も経っていてビックリ。
 また、単行本『外道の家』下巻をお持ちの方ならお判りかと思いますが、同書の編集者から巻末に何か解説を収録したいと言われ、一も二もなくお願いした方でもあり、そのマンガ読みとしての視点の確かさに、僭越ながら私が絶大な信頼を置いている方。
 そんな大西さんが聞き手で、『弟の夫』担当編集氏も同席ということもあり、私は安心しまくって喋りまくり(笑)。その結果、連載一回分では収まりきらないということで、有り難くも二号連続で掲載ということになりました。
 というわけで、本日発売の12月号と来月発売の1月号、どちらもお見逃しなく、お買い上げよろしくお願いいたします!
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外国語記事あれこれ

 最近リリースされた、非日本語媒体でのインタビュー記事や紹介記事などを、あれこれまとめて。

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 イタリアのゲイ雑誌”PRIDE” 10月号にインタビュー記事掲載。内容は先日ボローニャで受けた取材に基づくもの。
 オンラインで閲覧&PDFダウンロード可能です。私の記事掲載ページはP.14。
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 AtomicBoyXさん(実は知人)のブログ、Gaijin • Tokyo • Undergoundに英語インタビュー掲載。先日メールでやりとりしたもので、内容は主に新連載『弟の夫』にまつわるあれこれ。
Interview: Gengoroh Tagame on his new manga series

 その他、『弟の夫』連載開始に関して、幾つかの言語でニュース・リリースあり。
英語:Gay Manga!
イタリア語:Anime Click – A settembre, un manga mainstream per Gengoroh Tagame
フランス語:Yagg – Gengoroh Tagame à l’assaut du grand public
スペイン語:Mision Tokyo – Gengoroh Tagame cambia de registro

ちょっと宣伝、「月刊アクション」でマンガ連載『弟の夫』スタートです

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 昨日(9月25日)発売の雑誌「月刊アクション」11月号から、新連載マンガ『弟の夫』スタートです。

 一般的なマンガ雑誌で、ゲイ・イシューを取り扱ったマンガを描くという、私にとっても全く新しい挑戦。
 非ゲイ&非BL系の雑誌では、過去に何度かレディースコミックを描いていますが、それらにはゲイ要素は含まれていませんでしたし、一般系の媒体でゲイマンガを描かせていただいた例では、単行本『筒井漫画涜本再び』がありましたが、あれは原作付きでしたし……。
 そんなマンガの掲載を決めた、「月刊アクション」編集部の英断&蛮勇には大感謝。しかも表紙&巻頭カラーというありがたさ。

 というわけで、是非一冊お買い求めの上、お読みくださいませ。
 コンビニだとちょっと置いていなさそう(少なくともウチの近所のローソンでは見たことがない)ので、本屋さんに行かれるのが吉かと(同じくウチの近所のTSUTAYAには毎号入荷)。
 平台にない場合、背表紙がこんな感じなので、このイラストが目印!
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 あと、連載スタート記念として、サイン入り直筆イラスト色紙のプレゼントもあります。無事に雑誌ゲットに成功したら、応募要項をご参照の上アンケートと一緒に、どしどし応募してください。
 こんな色紙です。
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もし、本屋で見つからない&買いに行く暇がないなんて場合は、アマゾンでも売っています。
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 というわけで新連載『弟の夫』、応援よろしく&今後を生暖かく(笑)お見守りくださいませ!

【余談】

*紹介記事&表紙イラストのノートリミング&文字なし版が、下記リンク先で見られます。
アキバBlog:【コラム・ネタ・お知らせ】今、押しかけのニーナが絶望の居間で弟の夫に宙色アタック!!~おこしやす★今月のアクションコミックス新刊&新連載♪

*紹介記事&本文カラー扉ページが、下記リンク先で見られます。
Webコミックアクション:月刊アクション
コミックナタリー:田亀源五郎が月刊アクションに、“弟の夫”描く

ファッション&アート・マガジン”NakedButSafe”にインタビューと作品掲載

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 ファッション&アート・マガジン”NakedButSafe”の7号に、インタビューと作品が掲載されました。
 エッジの効いたファッション写真や、コンテンポラリー・アーティストや映画監督、ミュージシャンなどの作家&作品紹介などが載っている雑誌で、言語は英語で販売はワールドワイド、本拠地はギリシャらしいです。

 私は、表紙でも名前がトップに載っているように、インタビューと作品画像を合わせて12ページと、かなり大きく扱っていただいています。
 そしてこのインタビューが、大判雑誌(A4強)に文字ビッシリで、なかなかの分量。メールインタビューだったんですが、届いた添付ファイルを開いてビックリ、何と質問事項だけで4000ワード以上という大ヴォリューム(笑)。それもあってか、回答期限も2ヶ月くらい余裕があったという(笑)。
 更にその質問が、私が近年受けた取材の中では、ダントツに面白い内容でした。私の作品についてや、作品製作における考え方などの質問はもちろんのこと、日本と西洋の差異や、エロティック・アート全体に対する考え方、ゲイ・カルチャーやゲイの置かれている社会的状況についての質問などもあり、思わず答えにも力が入るという塩梅。
 結果、インタビューとしてはかなり読み応えのある内容になっています。私もかなり踏み込んだところまで、自分の考えを述べているので、英語OKの方なら是非ご一読いたただきたいくらい。
 また、いつも取材で答えているのに、何故かカットされがちな内容……例えば、私のエロ作品に見られる残酷性云々や、日本のエロティック・アートの暴力性(特にエロマンガの)云々といった質問に対して、逆にこちらから、前者については西洋の宗教芸術(殉教図とか受難図とか)や古典好色小説(サドとかアポリネールとか)に見られる残酷性はどうなんだという問題提起や、後者についてはそれを考える前に、まず日本のマンガ市場の他に類を見ない巨大さを大前提として把握しておくべきだという主張などが、今回はきっちり載っております。

 雑誌全体は、すっきりとクールな見せ方で、なかなかカッコ良いです。こういう雑誌に載る事が出来て嬉しいと思わされる感じ。
 他のページも、ちょっとサンプルを載せましょうか。
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 まあ、こういう雑誌なので、掲載されている私の作品も、先日のベルリン個展の出品作の中から、比較的大人しめのものが選ばれています。
 特集に書かれた文言を引用すると、「我々の西洋文明は田亀の作品と上手く付き合えるほど高度に発達していないので、雑誌が発禁になったりポルノショップでしか売られなくなったりしてしまうのを避けるため、その美しいドローイングの中から無難なものだけを掲載します」だそうな(笑)。かといって、性器の直接表現すらNGな日本文化が高度に発達しているとは、私にはとても思えないんだけど(笑)。

 この雑誌、版元のサイトから通販できるようです。本自体の値段は8ユーロですが、送料が18ユーロもかかってしまうらしい……。
 ともあれリンクを貼っておきますので、欲しいというご奇特な方がいらっしゃいましたら、どうぞご利用ください。
http://nakedbutsafe.com/

ちょっと宣伝『奴隷調教合宿』第12話掲載です

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 9月20日発売、雑誌「バディ」11月号に、連載マンガ『奴隷調教合宿』第12話掲載です。
 今回は転換回なんで、ちょっとエロ控えめですが、もうじき完結する予定なので、どうぞ最後までお付き合い、よろしくお願いします!
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“Pit Stop” (2013) Yen Tan

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“Pit Stop” (2013) Yen Tan
(アメリカ盤DVDで鑑賞→amazon.com、日本のアマゾンでも購入可能→amazon.co.jp

 2013年のアメリカ製ゲイ映画。
 テキサスの田舎町を舞台に、それぞれ人生に行き詰まった感のある、ワーキングクラスのゲイ男性二人の諸々を、詩情を湛えて静かに描いたドラマ。

 テキサスの田舎町。荷物の積み卸しなどを行う肉体労働者のアーネストは、病院で昏睡状態にある元彼を見舞う日々。大工のゲイブは妻子のある身ながら、やはり妻子持ちの男性との不倫が発覚、男との関係を清算し妻とも離婚したが、娘のために妻子と同居を続けている。
 アーネストは自分の家に、既に関係の冷えた若いBFを居候させているが、その彼は独立して家を出て行くとは言うものの、なかなかその気配を見せない。意識の戻らない元彼に語りかけ、愛のない同居を続けるという、その停滞した日々に、アーネストは次第に焦燥感を募らせていく。
 ゲイブの元妻は、彼女に好意を寄せている職場の同僚とデートをするが、歯車がいまいち噛み合わず、元夫との過去の平穏な生活を懐かしむ。そんな彼女をゲイブは優しく受け止めるが、自分を欲しいかという彼女の問いに、イエスと答えることはできず……といった内容。

 良い作品でした。
 ゲイ・コミュニティやゲイ・シーンなどとはほぼ無縁の、アメリカの田舎町に暮らすゲイたちと、その周辺の人々の姿を、作為的なドラマや説明的なセリフを排して、淡々としながらも情感豊かに、そして極めて自然な空気感で描いています。
 何と言う事はない日々の描写と、散りばめられた日常会話が積み上げられることで、メイン二人のみならず、その周囲の人々も含めて、それぞれが置かれた状況や、その複雑な心境が浮かびあがってくる……という構成で、なかなか見応えがあります。
 ドラマとしては、とりたてて何か事件が起きるわけではないんですけど、描かれるエピソードのディテールや、感情の細やかな襞を描く描写などを見ているだけでも充分面白く、それと共に各キャラクターへの愛着や感情移入も増していくという塩梅で、ここいらへんは実に上手い。
 モチーフ的には、けっこう重かったり閉塞感もある状況なんですが、全体の柔らかな雰囲気や、上手い具合に挿入される箸休め的な描写によって、作品として重くなり過ぎていないのも佳良。
 アメリカものとしては珍しく、日本のゲイ状況と似た部分が多いのも興味深いポイント。

 メインキャラクター二人が、どちらも三十代半ばの中年男性だというのも効果的。人生を長く過ごしている分、様々なしがらみも生じており、若い人のように全てを精算してやり直すとか、この田舎町を出て行くといった選択肢が難しいことが、若い元BFとの対比もあって、より良く浮かびあがってきます。
 また、メインの二人のみならず、元BF、元妻、元妻に好意を寄せている彼女の同僚、ゲイをオープンにしていないゲイブに対して、ひょんなきっかけから接近してくる、やはりクローゼットの中年ゲイ男性……といった、周囲の人々の姿や思いなども、ちょっとしたエピソードやセリフの端々で見えてくるのも魅力的。
 つまり、メインのフォーカスはアーネストとゲイブの二人ではあるけれど、彼ら同様に他の人々も皆、それぞれが大小様々な悩みや思いを抱えており、それぞれにドラマがあるという感じ。そしてメインのゲイ由来のドラマも、そんな「世の中に普通にある光景」の1つという感じ。

 ちょっと情緒に流れがちな傾向はあるものの、演出や撮影のクオリティは高く、役者の演技も文句なし。作為や予定調和は排しながらも、仄かなロマンティシズムを秘めた予感で幕を引く、その後味も上々。
 というわけで、丁寧に作られた良作でした。単館系の映画が好きな人にオススメできる一本だと思います。

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Class Comicsのアンソロジーに作品提供

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 カナダに拠点を置き、英語圏を中心にアメコミスタイルのゲイ・エロティック・コミックを出版している、インディペンデント出版社Class Comicsのアンソロジー”Heroes in Peril”(電子書籍)に、カラーイラスト一点寄稿しました。
 内容は、同社のスーパーヒーローキャラのピンチ場面を、世界中のゲイ・エロティック・アーティスト約60名が、それぞれのテイストを活かしてフルカラーピンナップを描くというもの。

 私は、Deimosという紫色の肌をした悪魔系のキャラを選んで描かせてもらいました。
 というわけで、チラ見せ。海外出版なので、もちろん全体像は完全無修正です。(羨ましい……)
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 他の寄稿作家さんも含めて全体を見ると、ピンチ絵というテーマなので、必然的にSMや凌辱イラストが多くなっています。
 また、アメコミ的世界観なので、職種やら人外やら機械やらの登場頻度も高し。
 電子書籍(PDF)なので、クレジットカードさえあれば日本からもダウンロード購入可能なはず。

 ご購入や、より詳しい寄稿作家リストなどは、下のリンクからどうぞ。
http://www.classcomics.com/ccn/2014/08/heroes-in-peril-volumes-1-and-2-now-available/

 Volume 1と2がありますが、私が乗っているのは、こちらのVolume 2の方です。
http://www.classcomics.com/cart/product.php?productid=333

ちょっと宣伝、9月から新連載始めます


…というわけですので、よろしくお願いいたします (^^)