『僕らの色彩』16話掲載です



 11月25日発売の「月間アクション」1月号に、『僕らの色彩』第16話「デート」掲載です。
 マスターの離婚という過去。大人の世界に触れて戸惑う奈桜。一方でモヤモヤを抱え込んでいた宙は、吉岡からのLINEで思いがけず楽しい一日を過ごすことになり……。
 といった具合で、ますます面白くて目を離せない……はず!
 是非ご購入&お読みください。


《Kindle版》

単行本1〜2巻も絶賛発売中!


《Kindle版》

 オマケ。第16話扉絵メイキング動画。

Pixiv FANBOXに11月のラフ画をアップしました


 Pixiv FANBOXに、『祖父の奴隷』ラフ画3点 – 3 rough drawings from Grandpa’s Slave Boy – 2019年11月のラフ画 – Rough Drawing on November 2019をアップしました。
 サドっ気がある白ヒゲじいちゃんがトップというネタ、3枚。

「Pixiv FANBOXって何?」という方は、こちらをどうぞ。
Pixiv FANBOX:よくある質問

Pixiv FANBOXに11月のイラスト&オマケをアップしました


 Pixiv FANBOXに、BotJ: Tattoo – 2019年11月のイラスト – Illustration on November 2019をアップしました。
 同人誌や単発イラストなどで少しずつ描いている、BotJ(Bitch of the Jungle)というターザン風野郎責めシリーズの一環。タトゥーの有無等の差分あり。


 オマケとしてメイキング動画もアップ。

「Pixiv FANBOXって何?」という方は、こちらをどうぞ。
Pixiv FANBOX:よくある質問

『僕らの色彩』第15話掲載です


 10月25日発売の「月刊アクション」12月号に、『僕らの色彩』第15話「パールホテル」掲載です。10月11日に発売された単行本2巻の続き。
 マスターの過去を知ってしまい落ち込む宙。一方で奈桜は思いがけず大人の世界に触れることになり……と、これはもうますます目が離せない! ……はず(笑)。
 単行本共々、お買い上げよろしくお願いいたします!

単行本『僕らの色彩』2巻発売中!


 2019年10月11日(金)に、単行本『僕らの色彩』2巻が発売になりました!
 この巻には、第8話「コバルトブルー」から第14話「ジェット・ブラック」までを収録。

宙はゲイを公表できないもやもやを抱えたまま、
マスターに頼まれ「秘密の喫茶店」の壁に絵を描くことに。
奈桜も手伝うようになるが、宙の母親は二人が「男女の仲」だと誤解。
一方、瑞希も「宙と付き合ってるなら隠さないで」と奈桜に詰め寄る。
“”秘密””だから生まれてしまう誤解に悩む二人は
「ゲイを隠さない」マスターに相談するが、
マスターにも””後悔””の過去があることが明らかになり…。


 まだの方は、お早めにお買い上げよろしくお願いいたします。
 電子版も同時刊行!

・紙本版
https://www.futabasha.co.jp/book/97845758536050000000?type=1

・電子版
https://www.futabasha.co.jp/book/97845758536050000000?type=2

 なお、紙の本で欲しいという方は、特にお早めのご購入をオススメいたします。
 ぶっちゃけ、さほど刷り部数が多くないので、余程なにか大きな動きでもない限りは、一度店頭から消えてしまうと見つけるのが難しくなりますし、そのまま重版はなく版元でも品切れになると、古書もプレミア価格になってしまったりするので……。
 実際、似たような価格帯で、やはり重版はなかった単行本『ウィルトゥース』は、現在ではアマゾンだと最安値でも4,349円なんて価格になっちゃっていますし、同様に『髭と肉体』は1,742円〜、『筋肉綺譚』は5,881円〜……なんてことになっているので。
 ここいらへんの事情は、価格が高めのため、こまめに少部数の重版をすることが可能で、ずっと品切れになることなく新本を発売当時の価格で入手できる、ポット出版から出ている私のゲイ・アダルト単行本と、価格が安い分、重版にはそれなりの分量が要求されるため、販売開始の初動に全てがかかってしまう一般的なマンガ単行本とは、ちょいと勝手が異なります。
 紙の本で欲しいという方は、本屋で見かけたら買おうと思っていたら、見つからないまま品切れになっていて、気がついたときはプレミア価格に……というパターンにならないよう、ご注意ください。

 なお、現在Twitterでは「呟けば直筆サイン入り校正紙が当たる」キャンペーンを開催中。締め切りは10月28日(月)24時。
 詳しくは下のツイートでご確認ください。

 Twitterでは販促を兼ねて、いろいろオマケ画像などをアップしていたので、それらも以下に貼っておきます。
 お楽しみください♪

Pixiv FANBOXに10月のオマケをアップしました


 Pixiv FANBOXに「『ウィルトゥース』フランス語版カバー絵メイキング – Making of Virtus (French edition) Cover Illustration – 2019年10月のオマケ – Extra contents on October 2019」を公開しました。
 メイキングというか製作プロセスかな。他ではなかなか見る機会のない、下絵、構成、デザイン案などを公開。

「Pixiv FANBOXって何?」という方は、こちらをどうぞ。
Pixiv FANBOX:よくある質問

Pixiv FANBOXに10月のラフ画をアップしました


 Pixiv FANBOXに、兄貴は俺の奴隷 – My Bro Is My Slave – 2019年10月のラフ画 – Rough Drawing on October 2019をアップしました。
 兄貴分が年下や目下の者から調教されるというネタ、大好き。

「Pixiv FANBOXって何?」という方は、こちらをどうぞ。
Pixiv FANBOX:よくある質問

Pixiv FANBOXに10月のイラスト&オマケをアップしました


 Pixiv FANBOXに、短小豚 – Small Dick Pig – 2019年10月のイラスト – Illustration on October 2019をアップしました。
 短小包茎を人前で馬鹿にされる羞恥責めネタ。身体の落書きがない差分もご用意。


 オマケとして、「短小豚」メイキング動画 – Making Movie of Small Dick Pig – 2019年10月のオマケ – Extra contents of October 2019もアップ。
 イラスト制作過程(iPad Pro + Procreate)のタイムラプス動画です。

「Pixiv FANBOXって何?」という方は、こちらをどうぞ。
Pixiv FANBOX:よくある質問

プライドハウス東京の壁面装飾画を描きました


 ラグビー・ワールドカップ・シーズンに合わせて、2019年9月20日にオープンした、プライドハウス東京の壁面装飾画を描きました。
 プライドハウス東京って何? という解説は、こちらの記事等をご参考に。
プライドハウス東京:オフィシャル・ウェブサイト
毎日新聞:LGBT理解促進施設「プライドハウス東京」 ラグビーW杯に合わせ初開設

 場所は原宿のコミュニティ・スペースSubaCO。東京メトロ明治神宮前駅の目の前です。

 オープン期間は2019年9月20日〜11月4日。
 期間中、お近くにお出での際は是非お立ち寄りください。

 拙壁面装飾画の前での記念撮影や、SNS等へのアップも歓迎です。

 写真に写っているのは、プライドハウス東京コンソーシアムの代表、松中権さんと、ニュージーランドのオープンリー・レズビアン元ラグビー選手/元国会議員、Louisa Wallさん(ニュージーランドでの同性婚合法化の法案を出した方なんだそうな)。

 以下、ちょっとした製作裏話。

 依頼を受けて最初に思い付いたのは、自分の作風の特徴を活かした、ラグビー選手たちの肉体がスクラム等で絡み合っている図像でした。そこにプライド・フラッグの6色を絡めて配置したら面白いのではないかと。
 しかし、いざラフスケッチを描いてみると、いかんせん印象が《トゥー・マッチ・ゲイ》過ぎて、プライドハウスの根底にあるLGBTQの多様性というコンセプトに合致しない。
 そこで構成人員を、男性オンリーから男女混交にしてみたんですが、今度はそれぞれに代表されるクラスタ同士が、まるで対立しているように見えてしまい、これまたLGBTQのためのセーフスペースというコンセプトに合わなくなる。
 勝負や勝敗、敵味方といった要素があるスポーツのワンシーンをモチーフに、多様性や寛容といったテーマを描くのは、思いのほか難しいものだと、作業を始めてみて改めて思いました。

 そこで、最初に浮かんだイメージは放棄して、ラグビーという競技の(自分にとっての)図像的な面白さではなく、表現しなければいけないテーマの方を優先して、改めてアイデアを練り直した結果、現在掲示されている絵になりました。
 これならばゲイ要素に偏ることもなく、また各クラスタが対立しているようにも見えず、各々が互いのプライドを尊重しつつ、一つの目標(人権問題としてのLGBTQライツの前進)に、共に走っていくというイメージが出せるのではないかという意図です。
 ただ、ここでも一つ問題に突き当たりまして、それはトランスジェンダーの図像化をどうするかということ。一目でトランスジェンダーだと分かる描き方をしてしまうと、それはそれで表現として差別的になってしまうので。
 そんな諸々を考え合わせた結果、最終的にはダイバーシティという要素は全てプライド・フラッグの6色で象徴することにして、個々のクラスタについて視覚的な説明を試みることはやめにしました。

 絵には男女がそれぞれ3人ずつ描かれていますが、誰がゲイで誰がレズビアンで誰がバイセクシャルで誰がトランスで……といったことは、観賞する皆さまのご想像にお任せいたします。
 ただ、プライド・フラッグの色を使っていることで、描かれた人々はLGBTQといった多様性を持ち合わせているのだと思っていただきたい。
 また、それ以外の色は使わず無彩色のままにしたのも、それによって肌や髪や目の色といった人種的な特徴を、固定化せずに済むという目算があったからです。
 描かれた6人の中で気になるキャラがいたら、その人がどういう個性を持つ人なのか、それを好きなように想像してみるのも面白いかと思います。
 そこに正しい答えはありません。ですから、その人がイメージしたものが、その人にとっての正解になる。そしてそれは、見る人の数に応じて、無限に多様化していくでしょう。

 そんなことを思いながら、描いた作品です。