Step 6
続けて、茂人にとりかかります。
まずは、ジーンズから。ジーンズって、難しいですよね。あの、デニム地の擦れた白さってのが、なかなか上手く描けなくて、苦手です（笑）。
ジーンズができたら、肌です。
そして、タンクトップを描けば、茂人も終了。
軍次の胸の谷間（笑）が気になったので、ちょいと手直ししました。
それと、茂人が全体的に暗すぎたので、マスクを選択範囲に呼び出して、色の調整。ここいらへんが、あらかじめマスクを作っておいたことのメリットです。
さて、これで四人全員、描き終わったけど、眉なし髪なし状態なので、まるで暗黒舞踏団です。スキンヘッドはセクシーだけど、このままじゃヤバい。
というわけで、全員まとめて植毛してあげます。
まず、ブリストル・キャプチャで大まかな下地を作って、生え際やほつれ毛やハイライトを、線の太さが筆圧で出る筆（ドライメディア系をカスタマイズ）で描き込んでいきます。こういう、勢いを付けて「入り抜き」のある線を引くときは、やはりストロークペンが便利。intuosお使いの方で、まだストロークペンを使ったことのない方は、ぜひ一度お試しあれ。
毛が生えたら、皆さんぐっと男前になりました（笑）。
最後に、レイアウトで邪魔になりそうにない位置に、目立ちすぎない色でサインを入れて、できあがり。やはり、マスクを使ったのが効いたのか、予定より半日ほど早く仕上がりました。
ディテールを原寸表示で見てみたいという方は、下のサムネールをクリック。
こうやって拡大すると、塗り（あまりこの言い方は好きじゃないんですけどね、彩色ってのは「色を塗る」んじゃなくて「色で描く」ことだという意識がありますんで）自体はけっこうザックリしているのが、お判りになるかと。
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